フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

デビューの際に

2013-10-31 21:19:54 | Weblog
今日はオアシス21で、11月をメインに始まる「やっとかめ文化祭」のオープニングセレモニーの司会を担当しました。何年司会業をやっていても、ステージに出ての第一声は緊張するものです。集まった人達の視線が一斉に集まるわけですからね。それが過ぎるとずいぶん気が楽になりますが。
かつてバスガイドさんの喋り方の研修を頼まれたことがありました。研修の最後に質問がありました。ほとんど誰もが「出発時にマイクを握っていざ喋り出す瞬間が一番緊張するし恥ずかしい」と話してくれました。やはり皆一緒ですね。仕事でなくても、知らない人ばかりの中に入って話をするのは難しいものです。私のアドバイスとしては、まず大きな声で挨拶をすることですね。この大きな声の挨拶でデビューのプレッシャーを払いのけるのです。ガイドさんの場合は乗客がバスの中に入って行く際にひとりひとり大きな声で朝の挨拶をすれば、もうバスの中で乗客のすべての視線が集まっても平気です。後は普通にご案内を続ければいいのです。
極意は最初の一声の大きな声の挨拶です。堂々と自己紹介をしましょう。