フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

習い事

2013-10-09 23:24:57 | Weblog
我々の子供の頃、昭和20年代から30年代の習い事といえば、まず、学習塾、次にそろばん塾、それに習字が定番でした。ところが今や習い事のトップはスポーツ、それに学習塾、その後、外国語か楽器です。アジアでは圧倒的に外国語を習うことが多いようです。経済発展の度合いに関わらず教育熱が高いのがアジアのようです。日本のスポーツ人気はやはりメディアに取り上げられる機会が多いことでしょう。また口には出さなくても有名アスリートの収入の高さもあるのだと思います(当人よりも親の気持ちかもしれませんね(笑)。)。
我々のそろばん、習字などは日常の生活の中で、そつなく仕事がこなせるという思いのほうが強かった気がします。また、人々の視線も国内ばかり見ていて外国語は二の次になっていた時代です。外国旅行が決まると一族郎党が揃って空港に見送りに出掛けたくらいの大変な出来事の時代でしたからね。さらにいえば、学校以外に学ばせるだけの費用が捻出するのが苦しいこともありました。私が若くて、今から学べと言われればやはり外国語ですね。