フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

イントロとエンディング

2013-06-04 23:31:43 | Weblog
イントロとエンディングといえばカラオケのことかと思われますが、挨拶のことです。それも朝夕の挨拶のことです。折り目正しいと評価されるのは毎日朝夕の挨拶をきちんとする時です。最近は家庭でも社内でもイントロとエンディングが欠けている現状がありますね。挨拶とは心を開いて相手に近づくという意味のある漢字です。
これが苦手だという人はよくおはよう、こんにちは、こんばんはの後の言葉が続かないと嘆くのです。こんな時にはお天気の話題を使えは良いでしょう。初対面の相手から毎日顔を合わせる人まですべての人に使えるのがお天気の話題なんです。なぜなら「暑いですね。」とか「雨が降りそうですね」と言えば「そうですね」と共感しやすいからです。内容は余り考えずにその時の様子を素直に伝えればいいですからね。簡単な言葉のキャッチボールをすることで心をつなぐことが出来ます。
挨拶が難しいと言った人は是非お天気の話題を付け足して話しをするように練習して見てください。テレビの天気予報をしっかり見ておきましょう。