フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

立春

2013-02-04 21:51:01 | Weblog
さすがに立春です。暦どおりの朝でした。今朝の最低気温は日本列島を覆っていた寒気が抜けて全国的に暖かくなりました。所によっては5月並みとなった地方もありました。屋久島がそうですね。先月の下旬頃から平年を上回る気温になりたんぽぽやヒカンザクラが記録的な早咲きや満開となるところも出ているようです。こうしたニュースに触れると身体中が暖かくなって来ていいもんですね。
特に春と桜は日本人のDNAに喜びを与えてくれます。花見のシーズンが一年の区切りとなり、誰もが前向きにさせてくれるからかも知れませんね。子供の頃は一年でガラッと環境が変わり新しい生活が始まるのが桜の季節です。希望の季節とも言えますよね。
その昔の受験風景によくあったのが、学生達の臨時電報扱いです。入試の合否を電報で伝えるわけで、合格電報の文面は『桜咲く』でした。逆に不合格は『春まだ遠し』でしたよ。つまり春や桜は希望の証、だからこそ春や桜のニュースは、暖かく受け止めますね。
しかし、向こう一週間の天気予報では今週の中ごろから寒さがぶりかえすそうです。また気持ちも後戻りですかね。