フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

奇跡?

2012-06-17 23:38:51 | Weblog
宝くじの当選確率は何処で宝くじを購入しても同じであることは頭で理解していても、こういうニュースを聞くと、次はそこへ行って見ようと思ってしまうのが人間なのでしょうか。それというのは山口県宇部市の宝くじ売り場「宇部琴芝チャンスセンター」のお話です。この売り場で2009年に年末ジャンボ宝くじの1等が2本出たのを皮切りに10年、11年に1本ずつ出ました。また今年も最近のドリームジャンボ宝くじで1億円がでました。ここ3年の高額当選の総額は13億3000万円になっています。
こうした噂は全国に広がります。この売り場には評判を聞き付けて購入者が集まり、ジャンボ宝くじの発売初日や大安の日には長い行列が出来るそうです。この売り場は銀行の担当者によると、小規模販売所だそうですからまさに奇跡の出来事で、逆にいえば何処で買っても確率は同じという証かも知れませんね。しかしその奇跡を求めてしばらくは全国からこの売り場目掛けて宝くじを購入に訪れる人は多いでしょう。
私も腰を浮かせるひとりですが、宇部市まで出掛ける交通費で何枚の宝くじが購入出来るかと考えると、また、腰を落としてしまいます。