フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

靴磨き

2010-05-23 23:39:28 | Weblog
休みの日に出来ることの一つに靴磨きがありますね。磨きながらよく思うことは、ビジネスマンの教科書に人は足元を見てその人を値踏みすると書いてありますが、あれは本当だろうか?ということです。自分が名刺交換しながら挨拶するときにはほとんど足元を見たことがないからです。磨いていて思ったほど綺麗にならないので、ついつい考えてしまう私のこの疑問は不謹慎でしょう。
ところで、外国ではまだまだ少年達が駅などで靴磨きをする姿が見られますが、日本で、戦後多く見られたシューシャンボーイは姿を消し、露天ではなく専門店になっています。この靴磨き位、専門家とアマチュアの違いがはっきり出るものはありません。専門家に磨いて貰うと数日間はピカピカですが、自分で磨くと一日しか持ちません。
何が理由かと考えました。その結果、最初の手順の汚れ落としをきちんとするかどうかです。まずブラシは馬の毛のブラシを使います。自分では馬が豚かさっぱりわかりませんし、すべての工程を一つのブラシでしていますからなにをかいわんやです。お化粧と一緒で靴も一旦、スッピンに戻すことがコツなんだそうです。
靴も手入れの方法によって寿命が伸びると聞けば頑張らなくてはならないですね。