価値観

本格的なゴールデンウィーク。昔は黄金週間と言って映画の世界ではオールスターキャストの作品が上映されたものでした。お休みの楽しみは野球か映画でした。最近は近い、遠いはありましょうが、旅行がゴールデンウィークの娯楽の中心になりました。
こうした変化の背景には、価値観の変化があるようです。団塊の世代以上は「いい大学、いい企業、そして安定した暮らし」がただ一つの価値観として強いられてきました。そうなるとどうしても激しい競争や企業へのいわゆる奉公に明け暮れてきました。家族は二の次になるわけです。しかし、次代を担う団塊ジュニアたちは、親がとったこうした生き方を信じないでしょう。
私達は、例えば「会社」という一つの世界にしがみつき効率ばかりを考えて生き抜いて来たといってもいいかも知れません。そうした生き方を振り返ってみて、これからは自分のやりたいことをもっとマルチに展開しようと思ったのです。
同じように考える方もあると思いますが、その第一歩として地域に帰ることが必要かもしれないですね。そこで新しい個人、新しい生き方を探ることが出来そうです。
このゴールデンウィークのお休みにゆっくり地域を見るチャンスにしたいと思います。