手元にたまたま二つの番付表があります。１つはもちろん大相撲九州場所の番付で、白鵬が所属する宮城野部屋の宮城野親方が送ってくれたものです。
西前頭11枚目が空白となっている、134年ぶりの珍事の番付です。
もうひとつはたまたま頂いたお土産に付いていた手ぬぐいの「浪花ことば大番附」です。(写真)
これによると「けったいな」と「えげつない」が東西の横綱の浪花ことばです。
日本の伝統の中で作られてきたこの番付表は、いわゆるランキングを表わす方法としては最も我々がわかりやすい方法ではないでしょうか。
さて浪花ことばのランキング第１位(東の横綱)の「けったいな」現象が今朝の新聞発表です。
プロ野球来シーズンのオールスターゲームの指揮をとる監督が、両リーグとも日本シリーズを戦った監督ではない事です。
まずセ・リーグは中日の落合監督ではなくてリーグ優勝の巨人・原監督。パ・リーグは日本ハムをやめたヒルマン監督の後を継ぐ梨田監督が指揮をとります。制度上やむを得ない処置ですが、何とも「けったいな」感じです。
もう一つ「けったいな」といえば、またまたドラフトのやり方が変わるようです。当事者自体がプロ野球人気を下げてしまう試行錯誤をしている様に思えてなりません。
いっそのこと、けったいな現象の番付表でも作ってみたらどうでしょうか。