マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「アンジェラの灰」

2006-04-16 14:47:13 | 好きな俳優 ロバート・カーライル

Angela‘s Ashes 1999年 アメリカ・アイルランド作品

監督 アラン・パーカー
原作者 フランク・マコート
出演 エミリー・ワトソン ロバート・カーライル マイケル・リッヅ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1930年代のアメリカ。マキラとアンジェラの家に5人目にして待望の女の赤ちゃんが誕生する。
だが、マキラは今失業中。
他の兄弟たちは毎日お腹を空かせていた。数日後、赤ん坊は死亡。
それをきっかけにアンジェラは自分の故郷のアイルランドに移り住むことを決意する。その地でどうにか、失業手当をもらうことが出来たマキラ。しかし、仕事は一向に見つからない。
少ない失業手当も自分の酒代へつぎ込んでしまう。
そんな中双子の兄弟も死亡。
マキラは仕事を求め、単身でイギリスへ出稼ぎに行くのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
重い。
ピューリッツア賞を受賞した作品の映画化だけあり、いろんな意味で重くのしかかる作品だ。

見ているこっちがかなり辛くなる。
でもそんな中で、ひたすらにがんばる長男のフランクがいい感じなのだ。


ボビーはこのどうしようもない父親のマキラ。
髪型がイマイチな感じだが、このプライドが高い傲慢な父親を上手く演じている。
酒びたりで歌を歌いながら帰ってくるシーンがあるのだが、
ファンとしては思わず、「歌ってるよ」と嬉しくなってしまった。(笑)
父親はイギリスへ行ったきり帰ってこなくなってしまう。
まったく、最後まで救いようの無いなさけない役なのだから。(^^ゞ
だから、前半で出てこなくなる。(そっちも辛かったよう~)

そういえば
彼(ボビー)はこの撮影中恋人(今の奥様)との食事もろくに行けないほど役にのめり込んでしまったそうだ。
赤ちゃんが何人も死んでしまうシーンは、映画とはいえ辛かったそうなんだ。
分かるなあその気持ち。
本当にあのシーンは辛いから。


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