
The Other Man 2008年 アメリカ・イギリス作品
監督 リチャード・エアー
出演 リーアム・ニールソン アントニオ・バンデラス ローラ・リニー ロモーラ・ガライ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
妻リザの携帯へメールが送られてきた。それを読んだ夫ピーターは動揺する。なぜなら見知らぬ男性からの熱烈な内容のメールだったからだ。
妻は自分を裏切っていたのだろうか?そんな疑問から、ピーターは、妻のパソコンにあるメールの履歴を確認し相手の男を特定した。
同僚や娘から忠告を受けるが、彼はその男が住んでいるであろうミラノへ旅立つ。
そして、男を発見すると・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツ人作家、ベルンハルト・シュリンクの短編集「逃げゆく愛」の中に収められている「もう一人の男」というのを映画化したらしいのだ。
この作家さんは誰?という方。
映画「愛を読む人」の原作「朗読者」を書いた人なのだ。
前回は原作を先に読んだが、今回は見終わってからこの短編だけ読んだ。
内容的には同じだが、原作はメールではなく、手紙。
どちらかというと、そっちの方がしっくりする感じだった。
映画「愛を~」と同じような感じだった。
ある女性の生き様を知るという内容だったからだ。
今回は妻リザの生き様。
夫としては、ちょっと辛かったかも?
だが、
途中から死んでしまった人物(妻はガンでもうこの世にいない)の過去を穿り返すのはどうしたものかと思ったのだった。
彼女は墓の下まで持って行ったのにも関らずにだ。
もう、ほっといてやれよ~と何度思った事か。
それでは、バンデラスはと言いますと、謎の男、メール相手のラルフだった。
彼の身辺を話すとネタバレになってしまうのでこれ以上は触れないでおこう。
差し支えない程度に解説すると・・・。
未だに情熱的な色っぽい男を演じていた、バンデラス。
凄いな~と思いつつ、照れくさいような、ちょっと複雑な印象を受けた。
サービスショットもあって、頑張ってるなあ~なんて思ってしまった。(色んな意味でだけど)
登場シーンから何となく彼の事がひっかかっていた、ich。
やっぱりねえ~なんて感じだった。
だけど純な感じでピーターが嫌気を覚えるような人物には思えなかった。
あれはバンデラスの演技だからかな?それとも雰囲気?ご贔屓目線?(笑)
いつもながら勤勉な感じを受けるリーアム。
主人公のピーターを演じたのだが、なんとなく似合っている気がした。
頑固な感じが納得させられた。
リーアムと並ぶと誰もが小柄に見えてしまう。
バンデラスもこんなに小柄だったかな?なんて思ってしまったからだ。
初めにも言ったが、
原作は手紙なのだ。現代風にメールになっているのだが、なんだか無理があるように思えてならなかった。
原作はカギの掛かった引き出しに入っている手紙を発見して~なのだが、それが映画だとパスワードがないと開けないフォルダーの中だった。
物体のあるものを捜し出してしまうのは、納得いくのだが、物体のないものを捜し出されると妙に嫌らしい感じがしてならなかった。
そういえば、
同じような内容で、映画「マディソン郡の橋」があるが、あれが現代風にするとメールになるのかな?
味も素っ気もなくなるような気がするのは、自分がちょっと古い人間だから?(苦笑)