マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「Honig im Kopf (ホーニヒ・イム・コプス)」

2023-12-05 09:34:25 | 好きな俳優 ティル・シュヴァイガー

Honig im Kopf (直訳 頭の中にハチミツ) 2014年 ドイツ作品(日本未公開

監督 Til Schweiger
出演 Dieter Hallervorden  Emma Schweiger  Til Schweiger Jeanette Hain  Jan Josef Liefers  Lilly Liefers  Fahri Yardım Matthias Koeberlin Carlo Ljubek

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
列車に乗って両親に動画を送る少女。
その直後、ホームでぬいぐるみを抱えた下着姿の老人を見かけ叫んだ!「じいじぃ~!」彼女は、列車を急停車。
即座に降りてその老人を追いかけるのでした。
母親の葬儀に出席した、ニコ(Niko)は、元獣医の父親、アマンダス(Amandus)の言動に疑問を抱き始める。
案の定、彼の家に行くと物が散乱し自分の娘で孫のティルダ(Tilda)が一緒にいるにも関わらず、銃を乱射し笑っていた。
1人にはしておけないと父親との同居を決意し引っ越しをさせるが、迎えた妻サラ(Sarah)は迷惑顔。でも、ティルダは嬉しそうだった。
だが、アマンダスは、垣根を切ってしまい、オーブンに靴を入れ小火も起こしてしまう。
ティルダの病院への付き添いも忘れてしまった父親。
ニコがアマンダスを医者に診せるとアルツハイマーだと診断された。
どこかいい施設を探そうとすると、それを聞いたティルダが自分の小児科医から聞いた話を参考に、じいじとばあばの思い出の地、イタリアのヴェネツィアに向かう為に内緒でアマンダスを連れ出してしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、「12月10日(日)ドイツ(語圏)映画よもやま話2」というイベントに参加するので、ドイツ作品を紹介します。

まずは、ティル君のこの未公開作品から。ドイツからDVDを取り寄せ鑑賞。
いつもながら、字幕なしの言語皆無なので、おおらかな気持ちであらすじをお読み下さい。(^◇^;)

公開当時、ドイツで大ヒットした監督作。
重く感じる認知症をちょっとユーモラスに描いている。自分もこのくらいというか、ユーモラスに親の老いを受け止めたら良いのかな~と見終わって思ったくらいに。
ティル君らしい演出というか・・・。
音楽の使い方とかすっごく好きなんだよね~。

主役のアマンダスを演じるは、「陽だまりハウスでマラソンを」のディーター・ハラーフォルデン。
孫のティルダは、いつものティル君の娘、エマ・シュヴァイガー。

他にも脇役陣が凄い。
サラの浮気相手(?)が、「ノッキン~」のヤン・ヨーゼフ・リーファース。(リーファースの娘さんも出演しているとか)
旅の途中で助けてくれるトイレの掃除人は、「アウトサイダー」のファーリ・ヤルディム。
最初にお世話になる警察官は、タトゥーに重宝な人と入っているマティアス・ケーベルリン
そして、夫婦が探して欲しいと言いに行く警察官に「ニック/NICK リベンジ」で共演したカルロ・リューベック。リューベックのシーンは特別映像にも入っていて(NG集みたい)個人的に、大満足なのでした。

実は、この作品はハリウッドリメイクがあり、その監督もティル君がしています。
それは、明日紹介します。


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