Tatort Kopfgeld 2013年 ドイツTVドラマ(ARD/NDR)
監督 クリスティアン・アルヴァルト
出演 ティル・シュヴァイガー ファーリ・オーゲン・ヤルディム ルナ・シュヴァイガー ブリッタ・ハンメルシュタイン エディタ・マロヴチッチ カルロ・リューベック
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
下半身不随の弟に「今日、奴は死ぬはずだ。」と告げる兄。
部屋で女とベッドを共にしていたニックは、娘のレニーに起こされる。元妻もすでに来ていて、彼女との約束を忘れていたのだった。
元妻と共に車に乗り込んだニックは、その車に爆弾が仕掛けられてる事に気がつき、相棒のヤルシンに連絡。なんとか回避したが、一緒に住んでいた娘は、元妻の住まいへ移ってもらう事にした。
売春をしていたアスタン団の兄弟を刑務所へ入れたニックは、それからというもの奴らの仲間に命を狙われるようになっていたのだ。
実は彼らは新たな商売として新しい薬物を売りさばきたいと思っていたが、彼が邪魔でしょうがなかったのだ。
ある日ニックは一人の男に襲われその時に薬物の話を聞き出す。彼は、その筋に詳しいクロメルの助言を元に今度は組織ごと潰しに掛かることにした。
だが、クロメンスは、別の目的の為にニックを利用したにすぎなかった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ニック・チラー、シリーズ第2弾。
順調にリリースになり完結篇の映画まで日本版になったので、今週は好きな俳優、ティル・ジュヴァイガーのこのシリーズの紹介をしようと思う。
前回話した通り、スペシャル版のシリーズもの。
刑務所へ入れた兄の方、フィラト・アスタンとなんだかんだと対決していくのだ。
今回はいきなり、プレイボーイ炸裂で始まる。
未だにその役柄なんだ~とティル君の今までのイメージの定着にむっちゃ怖いものも感じたが、定番なので楽しくも感じた。
ただ、実の娘(ニックの娘役はティル君の本当の娘)の前で演技とはいえ・・・。
照れくさくはないんですかね。(~_~;)
それでは、早いですが、ニックを演じたティル君はと言いますと。
遊びの関係だよ、とかなんとか言いながら、きちんと彼女に起きた事柄の復讐をするなんぞ、格好いいわ~ニック。
アクションも上達したし、ステキにこなしていたし。
ただ、もうちょっと、相棒とのバディ感を出して欲しかったんだけどねえ~。
単独行動しすぎ。
そういう、キャラではあるんですけども。
一応、事件は解決するが、やっぱりあの問題は繰り越していく。
さあ、どこまでいくのかな?
掲載 2019.1.2
カルロ・リューベック=ラヒート・アスタン
アスタンの手下。ニックの恋人の検事さんをレイプして、顔が変形するぐらい殴る、極悪非道な奴でした。
逮捕され、弁護士によって釈放されるとき、わざわざ、ニックに近づき耳元で言うセリフがむちゃくちゃいやらしい~。
「ブタみたいに叫んでたぜ~」と腰を振ってニックを挑発しちゃいます!
最初にこの作品を見た時に、
なんて奴だ~めっちゃいやらしい野郎だなあ~
と思った事を思い出しました!
まあ、ニックよりに見ているからそうなんですけどね。その後のバイバイ~もムカつくし。
しかし、ニックにぼろ負け。(^◇^;)
2人だけの格闘シーンはちょっとリズム刻んでましたが、なかなかの出来映え。
なんたって、黒スーツの似合う事!チンピラ~って感じでしたし、銃よりナイフ派!?
ラストは、思いっきり火あぶりで死んでました。
そこは悪役のサガですねぇ。( ̄。 ̄;)
2018年の12月に、このドラマと同じ題名シリーズTatortで、「Damian」という作品で主役の彼。
刑事役ですが、臨時の採用という設定。
くたびれ感が格好良かったです。
そのドラマのインタビューで、前回は悪役でしたね~とラヒート役の事を聞かれた彼は、
「まったくの悪人でした。良心のかけらもない殺人者でした。でも、悪役も楽しいです。今までと違う役になれるので。」
と話しています。
Tatort「Damian」の放送は、クリスマスでしたので、放送時は見れそうですか?との質問に、
「友達や家族と大勢で過ごすので、きっと見れないと思います。」
との返事。
出来れば、このドラマを日本版にして欲しいですわ~。(~_~;)