マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「パイレーツ・オブ・バルト」

2011-12-21 09:26:10 | ドイツ映画&ドラマ

Störtebeker  2006年 ドイツTVスペシャル


監督 ミゲル・アレクサンドル

出演 ケン・デュケン クルーム・ケーム シュテファン・ホルクス アントニオ・ヴァネック ゴッドフリード・ジョン ロルフ・カニース


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
Episode1
:海賊王への道
海辺で遊んでいる少年と少女。別れ際、少年は少女に琥珀のネックレスをプレゼントした。その後、少年は修道院から来た僧に連れられ、島を出る事に。だが、そこへ都市貴族がやってきて彼の目の前で両親を殺害していってしまった。復讐心にかられる少年を連れ、僧は両親との約束通り修道院へ連れて帰る。
月日が経ち、少年はブローダーソンという名を、シュテルテベーカーと替え、立派な青年へと成長したのだった。

Episode2:運命の海
海賊となったシュテルテベーカー。
自分とは正反対な堅実な兄が人殺しとして投獄されてしまっている事を知る。無実を証明しようと、彼の救出に向かうシュテルテベーカー。だが、都市貴族のプレーンがそれを許さなかった。さらに、プレーンは、シュテルテベーカーの初恋の相手エリザベトを妻にしようとしていたのだ。
シュテルテベーカーは、プレーンの不正を暴き、自分が正しい事を主張しようと、ハンブルクの港へと急ぐのだった。


勝手な感想(自分の思い込み多々)

ドイツでは有名な海賊のお話のようだ。
彼の事を調べようと記事を探していたら、博物館からその頭蓋骨が盗まれたとの事が掲載されていた。
現在、戻ったのかな?分からないが。(記事はここ

明日紹介するが、同じ人物の別作品を同じドイツ作品で発見してしまったのだ。それで、有名なんだ~と分かった次第。

彼には伝説が残っているらしく、
子分と共に捕まった彼は、首を切られる時に、賭けをしたのだそうだ。
首を切られた後、子分の前を歩く。歩いた人数だけ、助けて欲しいと。彼は首を切られた後、数メートル歩き、数人の仲間を救ったとされている。
頭蓋骨には、クギが刺さっていたとの事。処刑後さらし首にしたときのクギだったらしい。
いや、どこの国も首切った後はさらすのね。
むっちゃ気持ち悪いのですけども。( ̄。 ̄;)

主人公なのにどうしても好きになれなかった、シュテルテベーカー。
演じるは、ティル君主演未公開映画
Zweiohrküken」にティル君のライバル役として出演していた、
ケン・デュケン。(「イングロリアス・バスターズ」にも出演しているらしいが、覚えてない。)
キャラが生意気すぎてどうも自分はダメだった。

逆によかったのが、彼の相棒エリック。
演じるアントニオ・ヴァネックは、コブラ11にゲスト出演した俳優さん。

彼がめっちゃよかったのだ。

プレーンを演じたシュテファン・ホルクスは、「タイム・ワープ」などでいつも好青年を演じていた俳優さん。

今回は珍しく悪役。しかし、妙にいい人雰囲気が出ていてダメだったなあ。
敵役なのだからもうちょっと憎々しく演じないと。

相変わらず、嫌らしい脇役のロルフ・カニース。
彼ぐらいねえ、演じないと・・・。σ(^^;) 

主人公の初恋相手エリザベトを演じた女優さんだけフランス人だったらしく、彼女だけ口の開きと声(ドイツ語)が合ってなかった。

TVドラマなので、ダラダラした感じはぬぐえない。

それにしても、ずるがしこいは女。

女王様には恐れ入りましたとさ。

ラスト。
宝塚か!と突っ込みたくなったとってつけの大階段。
剣アクションがまあまあ、よかったから許すとしましょう。


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