Dark Blue 2002年 アメリカ作品
監督 ロン・シェルトン
主演 カート・ラッセル スコット・スピードマン マイケル・ミッシェル ブレンダン・グリーソン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1991年3月3日。ロドニー・キング事件が起きた。それは人々の根底に未だに根付いている差別という現状の象徴だった。その裁判の行方を見守る中、キーオ刑事は、相棒で先輩刑事のペリーと共に聴聞委員会に出席していた。拳銃を発砲したのは、正当防衛か否かという事だった。結局は仕事の範囲内の正当防衛と見なされ、片づいたが本人は浮かない様子。そんな時、韓国人の経営する店が何者かに襲われた。キーオとペリーは事件の担当になり犯人探しを始めるが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
アメリカに根強く生きている差別という現状と、警察の傲慢というのをあからさまに出した作品に思える。
え~事実こんな感じなのか~と思った時にはすっごく嫌な感じに思えた。
外面ばっか良いこといいやがって!アメリカ。他国に手を出す前に、自分たちの国の現状をどうにかしろよ!と怒りがこみ上げてきた。
さて、珍しく憎たらしい役柄をしたカート。
彼は若い刑事キーオの相棒でベテラン刑事のペリー。
今ではすっかり、いろんな汚い警察の内部事情にどっぷりつかっている男を好演。
ほんとに、この刑事腐ってる!!と思いながら見ていった。(爆)
だいたい、まったく関係ない人物をあっさり犯人に仕立てあげていくんだからそら恐ろしいと思ったのだ。それもあたり前のようにしているからねえ。
あんたの正義は何処へ行ったんだ!と言いたくなったが。
ラストは取り戻した感じだったのでホットした。
そういえば、共演者が「ER」で見かける方々が多かったが只の偶然か?それとも人手不足か?
話はとんと違う方向へ行くが。
メイキング映像の中にふと、ゴルフスイングをするカートを発見した。
彼の役の入り方は、何回も言っていると思うが、服を着替えるようにフット入ってフット出て行くようだ!
そんな場面をかいま見れてとても嬉しかった。
だけど、本当に自然になんだよなあ。関心するというか、プロだなあと実感するというか。
凄い役者だなあなんて今更ながら思った瞬間だった。(かっこいいねえ)