Das Mädchen Rosemarie 1996年 ドイツTVドラマ
監督 ベルント・アイヒンガー
出演 ニーナ・ホス ハイナー・ラウターバッハ ティル・シュヴァイガー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
「死ぬよりましなことが、広い世界にあるさ」 by グリム
冬、ベンチに座り、物思いにふけりながらたばこをふかしている女性。
1952年フランクフルト。
刑務所へ連れてこられる少女、ローズマリー。だが監視の男を誘い、そのことをネタに脱獄する。里親の元へ逃げ込むが、そこでも叱られ、家を飛び出していく。ヒッチハイクをしていると、男が声を掛けてきた。
そして、2年後。
その声を掛けて来た男トニーと同居しているローズマリー。だが、彼との暮らしに飽きて出て行く。
そして、飲み屋で、独身で実業家、しかも貴族だというコンラートに出会った彼女は彼に夢中になる。コンラートもその恋に答えるが、だんだんと冷めていき、若気の至りだとし、彼は別れを告げる。
しかし、彼女は諦めきれずに・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
3ヶ月のご無沙汰でした。今月から、ドイツ作品の紹介を再開いたします。
と言うことで、今年最初の紹介週は、
ドイツを代表するスター!ティル・シュヴァイガーの出演作品を。
現在ドイツでは、彼の監督作品「Honig im Kopf」 が昨年の暮れに公開され、記録的な大ヒットを飛ばしている。
ドイツ関係でお世話になってい方が、2月にドイツを訪れた時もロングラン上映中で、観賞したら、むっちゃ面白かったそうだ。
いや~日本にも来て欲しいなあ。(そんな感想が書かれているブログはこちら)
もとい。
この作品は、彼がまだ新人の頃。「ノッキン~」の前に出演していたドラマスペシャル。
物語を簡単に説明すると、
「プリティ・ウーマン」になりそこねた、娼婦の話とでも言えばわかりやすいだろうか?(毒舌)
娼婦が貴族世界に憧れて、美貌だけで、のし上がろうとするが、そこはそれ、育ちが違い過ぎて~という感じかな。(~_~;)
他にもそういうのを見てきたから、
結局は、どんな美貌でも中身も伴わない限り身分は超えられないという事だと思う。
なんたってこのローズマリーがイライラするのだ。
彼に振られると、彼を取り巻く回りの男に手を出し始めるのだ。それもかなりあくどい方法で彼らが離れないようにする。
結局は~なんだけどもねえ~。
その悪知恵、違う方に使えばねえ~。( ̄。 ̄;)
それでは、目的のティル君はと言いますと。若い!ということで、最初のヒッチハイクの男、トミーが彼だった。(^_^)v
ちゃんと仕事をするから~とかいいながら、なかなかまっとうな暮らしをしようとしない、どうしようもない若造だった。
結局は、彼女をネタにして~という、はっきり言ってチンピラ君だったのだ。
まあ、似合うけども、ガタイがデカイ!
意外と最後まで心配してくれた良い奴ではあったんだけどね。
思ったよりも出番が多く嬉しかったなあ。
それにしても、みんな若い!当たり前だけども。(^◇^;)
コンラート役のラウターバッハなんて本当、貴族で紳士的でしたよ。(^_^)v