麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

プリンセスと駅伝の神様

2017年10月23日 | スポーツ
〈駅伝の神様〉はいるのだな。



「プリンセス駅伝」の開催地
福岡県宗像市への台風の影響を
最小限に留めたのは、正に神力。

まだ3回目と歴史の浅い大会だが
例年、強い風は風物詩ではあった。
ただ今回は、その比ではなく、
ランナーの足を押さえ込み、
時にはふらつかせさえもした。

それでも。豪雨にはならず、
号砲は予定通り鳴ったのだ。



単独の全国大会であると同時に、
上位には真の日本一を決する
「杜の都」への出場が与えられる。
その椅子の数は14のみ。

「クイーンズ駅伝」こと、
第37回実業団対抗女子駅伝は
来月、火蓋が切って落とされる。

過去に女王の栄冠に輝いた
京セラ(第4,5,7,8回)や
デンソー(第33~35回)すら
このプリンセスでしのぎを削る。

箱根駅伝で古豪や過去の覇者が
予選会に回るようなものだ。

前年8位入賞チーム以外は、
世界遺産に選定された宗像大社の
周辺を駆ける6区42.195kmで
雌雄を決する、、、ん?

女子駅伝だから雌雄はおかしいか。
C=C=\(;・_・)/

逆にいえば。
9位以下のチームで争われる大会
……なのだが、
この日勝ち上がった中から
クイーンズの覇者が生まれる
可能性は十二分にある。


J2から昇格し即J1の頂点に立つ
或いは
レギュラーシーズン3位から
下克上で日本一になる
みたいな……

昨日も、まさに死闘。

抜きつ抜かれつのレースを制し
優勝したのは豊田自動織機。
パナソニックは惜しくも2位。

最後の椅子位争いはさらに熾烈。
なんと11位グループにいた
エディオンがゴール直前で
路肩に倒れ、まさかのリタイア。

そのアクシデントを知らずに、
14位をと競り合った京セラと
三井住友海上が結果的には
共に仙台行きの切符を手にした。


あまりに劇的

この激戦を勝ち抜いた14チームと
迎え撃つとも言えるクイーンズ8
(シード権を有するチーム)が、
2017年の女王を決する11月26日。
絶対目が離せません!
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