麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

猫、半分の謎。

2022年10月21日 | 俳優座

劇団俳優座No.351『猫、獅子になる』

作/横山拓也、演出/眞鍋卓嗣

時/2022年11月4日(金)~13日(日)

於/俳優座劇場

 

 

前回触れた【半分】のことは今月13日付、

弊ブログでも書いているのだけれど・・・

 

宮沢賢治の『猫の事務所』は教科書に掲載されるなど

多くの人に親しまれている寓話で

「僕は半分獅子に同感です。」という最後の一節が

とても印象的な作品なのであります。

この「半分」をめぐり、

賢治研究家が論を戦わせているそう。

 

さて、文学作品にはよくあることだが、

初稿というか底本になったものがあり、

『猫~』も発見されている。

事務所にやってくるキャラクターも異なり、

とても面白い運びになっている。

そして、論議の的の最後の一行が、初稿では随分饒舌。

長くなるので割愛します。

が!

俳優座公演『猫、獅子になる』では

両方の『猫の事務所』を取り上げています。

そう、つまり観劇すれば「半分」の謎にも迫れます。

 

    

 

さて、これまでキャストの写真を

都度載せてきたけれど、シャッターは小泉将臣。

自分で自分は撮れないので、テイストが異なってごめんなさい。

稽古場での一枚。

 

初日まで二週間。

当然、連日の立ち稽古。大変良いステップを踏めています。


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