麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ビザールでござ~るトバスdeびざ~る

2017年06月02日 | 制作公演関連
六月になりました。



「衣更え」の季節であります。
今年は五月から、もう夏模様で、
更衣も加速せざるをえない気候。

私はファッションともども
シニア劇団からア・ラ・プラスへ
モードチェンジなのであります。

そんな六月朔日。
(朔日=一日)
都内某所から稽古場へ。
東横線と井の頭線を乗り継ぎ、
下北沢から歩くのが普通だが、
その距離が15分くらいあるのだ。
また、東横線の駅までも10分ほど。

そんな状況で、道すがらに
バス停を発見してしまい、
しかも世田谷区民会館行きと。

古巣の劇団にいた頃、
たまに区役所まで……あ、世田谷は
成城学園に三茶、シモキタなど
駅も擁するおしゃれな街を
沢山抱えているのだけれど、
官公庁の中心が陸の孤島に位置。
つまり区役所本庁、区民会館などが
小田急や東急沿線にないため、
よくチャリンコで行き来した。

おつむの中で普段開けない
引出を覗き込みつつ、
目では時刻表を追うと、
ちょうどバスが来る頃だった。
思いきって乗ってみた。



初めての停留所、初めての路線。
でもまぁざっくりとした土地勘はあり、
案の定、駒沢通りから環七へ。
で。まもなく若林あたり。
そろそろ降りないと稽古場が遠退く、
とおぼろげに思い、途中下車した。

降りて気づく。
何度か食べた小汚いラーメン屋がない。
昔よく芝居の宣伝にお邪魔した
インターネットラジオ局はあるかしら?
大通りを外れた世田谷線の線路沿いに、
それらしきカフェは同じ場所にあった。

雨上がりで蒸していて、晴れていながら
厚い雲が遠くに居る不安定な空の下、
ぶらぶらと、きょろきょろ見歩く。

随分景色が変わっている。

長く歩くのを避けたバス利用
だったわけだけれど、結局
それより沢山歩いて腹が減る。

1997年、小劇場から新劇へ
フィールドをかえる最終局面は、
当時の劇団代表との面接だった。
環七のファミレス。
当時はガストじゃなかったけれど
同じ場所で早めのランチ

チキンと一緒に遠い昔を噛み締めてみた。

長~~~~い前段となった。
演劇集団ア・ラ・プラス『ビザール』。
今月末に開幕するから(6/29~7/3)、
さぞや飛ばしていると思っていたら、
相変わらずじっくりと稽古していた。

都バスってたのは僕一人だった
コメント
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