Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

親子のつどい

2005-06-05 | うちの子に御用?
子供と接するって本当に癒される。仕事で猛烈に嫌な気分で帰宅+嫁サンの言動で猛烈にキレそうになり+空腹で精神的に猛烈にイライラしている・・・という状況下でも、寝顔を見たら落ち着きを取り戻せる。これは子供を持ってみないとわからないことだろうけど、おそらく子持ちなら経験あるはずだ。ちょっと隣で寝るだけでも幸福な気持ちになれる。

昨夜の仕事のグチでイラついていた僕から一変。今日は完全父親モードです。今日はルークの授業参観日とレイアの幼稚園行事がブッキング。配偶者アミダラMと協議の結果、僕がレイアの幼稚園の「親子のつどい」に参加することになりました。正直言うと「オレ疲れてるから頭使いたくない。去年はダンスとお絵かきくらいだったから、幼稚園に行くわ。」というのが本音でした。

思えばレイアと二人でお手手つないで幼稚園に行くのは初めて。入園式にも行けなかったからなぁ。まずは園のホールでお歌を歌って、親子で工作をした。ここまでは去年と同様だ。すると進行役の先生がなーんかもったいぶった言い方をしている。「この後何するか秘密だったよねぇ」・・・なんとドッジボールが待っていた。僕は園児の父親の中でも年長組に属しているので、20代の若いお父さんとドッジボールしようもんなら敵うはずがない。いるわいるわ、飛んでボールをよけるお父さん、ジャンプしながらボールを投げるお父さん・・・。行事で会うとよく会話する(同年代くらいと僕が勝手に思っている)お父さんと「ああいう人と一緒にされたらたまらんねぇ」と話しておりました。ま、そういうお父さん方の活躍でさほど出番はなかったのだけど、まさかドッジボールするとは思わなかったね。でもこれはなかなか楽しかった。正直、またしたい(笑)。

お弁当を食べて、レイアと二人でバスに乗って帰宅しました。どうせ帰り着いたら「おじいちゃーん!」とおじいちゃんっ子に戻るから、しばしのツーショットです(父親の感慨)。なーんか年くったなぁ、と感じた一日でございました。明日からも頑張ろう。
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「恋恋シネマ」を読んで

2005-06-05 | 映画・ビデオ
恋恋シネマ―早起きアナウンサーの、シアワセの素。

集英社

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フジテレビのアナウンサー佐々木恭子さんが書いた映画感想文&エッセイ集。映画番組の司会を担当することになってから、”1食抜いても映画が観たい”人になっていく様がなんとも面白い。この気持ちすごくわかるはずです、映画ファンならば。取り上げられているのは「「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」から「深呼吸の必要」までややミニシアター系寄りの近作が中心。韓流ドラマが他の国でどう受け入れられているか、という話題も登場します。この本の魅力は、単に映画の感想文が面白いだけじゃないのね。まず30代女性がこんなふうに映画を観ているんだという視点が、男性読者としては興味深い。「死ぬまでにしたい10のこと」の感想は、特にオンナの本音が見えてきます。自分を重ねて映画を観ることってありますよね、これは男性も同じだろうけど。佐々木アナはこの本で、女子アナとして仕事している自分の思いを素直に活字に出している。だから重ねている”自分”がリアルに感じられてとても好感が持てるんです。どうしても映画評はかっこつけた文章になりがち。佐々木アナの文章は、仮に半分近く”自分”の話になっていても、その映画への思いがきちんと伝わるのです。評論家センセイの文章に毒されている方、たまにはこういう本もいかがでしょ?。

番組を担当するようになってから、映画の話を局内でもインタビューでスタアともするようになる佐々木アナ。そこには映画を愛している人々の姿がありありと書かれています。かくいう僕もネット見知りの映画ファンがどんどん増殖しているけれど、やはり映画や音楽を肴に飲める友達が今以上もっともっと欲しい!と常々思っている。これまでも、堅そうでとっつきにくいなぁ・・・と思っていた方と、映画の話題をきっかけに人間関係が深まったこともある。趣味ってやつは人生の潤滑油、映画は人生の参考書だな。
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