絵本作家の長新太さん死去 (読売新聞) - goo ニュース
「おひさま」という幼児向け読み聞かせ絵本雑誌を知っていますか?うちのルーク・スカイウォーカー(6歳児)が幼稚園に行き始める前お気に入りだったのがこの絵本雑誌。中でも連載されていた、長新太さんの「へんてこライオン」シリーズが大好きでした。ナンセンスなんだけど、どこかハートウォーミング。突然雪山になったり河童になったりピザになったりするライオンが、何とも言えず愛らしいんだよね。
その長新太さんが亡くなりました。もう新しいライオンには会えないんだな。
takくんがてくてくあるいていくとライオンがいました
「ねぇどうしたの?」
takくんが聞くとライオンは答えました
「あのね、とおくにいかなくちゃいけないんだよ」
「とおくって、ずっととおく?」
「そう、ずっととおく」
ライオンのせなかがぶるぶるっとふるえました
「わっ、ど、どうしたの」
ライオンの背中から羽がはえてきました
takくんがむかし絵本でみたグリフォンみたいでした
ライオンは飛び立とうとしています
「ライオンさん、もう、あえないの?」
「さぁ、それはわからないな」
羽のはえたライオンは静かに宙にうかびました そして
「おしゃべりなたまごやきをみたら、おもいだしておくれ」
といいました
へんてこなライオンのおはなしです
ご冥福をお祈りします。
「おひさま」という幼児向け読み聞かせ絵本雑誌を知っていますか?うちのルーク・スカイウォーカー(6歳児)が幼稚園に行き始める前お気に入りだったのがこの絵本雑誌。中でも連載されていた、長新太さんの「へんてこライオン」シリーズが大好きでした。ナンセンスなんだけど、どこかハートウォーミング。突然雪山になったり河童になったりピザになったりするライオンが、何とも言えず愛らしいんだよね。
その長新太さんが亡くなりました。もう新しいライオンには会えないんだな。
takくんがてくてくあるいていくとライオンがいました
「ねぇどうしたの?」
takくんが聞くとライオンは答えました
「あのね、とおくにいかなくちゃいけないんだよ」
「とおくって、ずっととおく?」
「そう、ずっととおく」
ライオンのせなかがぶるぶるっとふるえました
「わっ、ど、どうしたの」
ライオンの背中から羽がはえてきました
takくんがむかし絵本でみたグリフォンみたいでした
ライオンは飛び立とうとしています
「ライオンさん、もう、あえないの?」
「さぁ、それはわからないな」
羽のはえたライオンは静かに宙にうかびました そして
「おしゃべりなたまごやきをみたら、おもいだしておくれ」
といいました
へんてこなライオンのおはなしです
ご冥福をお祈りします。