ときおり開いて振り返るためにもはじめたこのブログ「忘却への扉」ではある。見方は最初から9年間余を順番に現在までを読みなおす。
その間には別れの想いでも幾つもあり、それには次回の出会いを楽しめるのと最後を見送る別れがあった。1度だけ数日涙を流したこともある。
そんな忘却への扉を開いて何日かした昼間、偶然テレビで映画【 おくりびと 】を観ることができた。熱中症対策もあっての昼休みで、すぐ止め仮眠するつもりが映画鑑賞の時間になる。
【 おくりびと 】 2008年作品 監督/滝田洋二郎 出演者/本木雅弘/広末涼子/山崎努/峰岸徹/余喜美子/吉行和子/笹野高史
CMで映画を見たいとは思っていてDVDでもと購入しかけて、これまで来た。[ プロのチェロ奏者だった大悟は楽団の解散で、妻の美香と田舎の酒田市に帰る。新聞の求人広告で「旅のお手伝い」 NKエージェントを見つけ面接で即採用。
実はこの会社名NKが納棺(No‐Kan)の略とは‥] 納棺師という職業を私は知らずにいた。この村では葬儀社ができるまでは、隣近所の講組が坊さんの送り迎えまでした。遺体は姉妹など親戚の女性たちがきれいにした。納棺は今でも身内で行う。
1ばん私が涙を流した人の場合は看護師さんたちだった。本人の希望であの白装束ではなく外出着のまま提供した代わりの義眼の入った目を閉じてきれいに化粧をしてもらった。
おくりびとでの納棺師を演じる本木雅弘と山崎努(社長)のご遺体と接する姿には吸い込まれるような気分になる。映画館で観なくて家のテレビで見て良かったと思う。ずっと言っていいほど涙が流れっぱなしだった。
その間には別れの想いでも幾つもあり、それには次回の出会いを楽しめるのと最後を見送る別れがあった。1度だけ数日涙を流したこともある。
そんな忘却への扉を開いて何日かした昼間、偶然テレビで映画【 おくりびと 】を観ることができた。熱中症対策もあっての昼休みで、すぐ止め仮眠するつもりが映画鑑賞の時間になる。
【 おくりびと 】 2008年作品 監督/滝田洋二郎 出演者/本木雅弘/広末涼子/山崎努/峰岸徹/余喜美子/吉行和子/笹野高史
CMで映画を見たいとは思っていてDVDでもと購入しかけて、これまで来た。[ プロのチェロ奏者だった大悟は楽団の解散で、妻の美香と田舎の酒田市に帰る。新聞の求人広告で「旅のお手伝い」 NKエージェントを見つけ面接で即採用。
実はこの会社名NKが納棺(No‐Kan)の略とは‥] 納棺師という職業を私は知らずにいた。この村では葬儀社ができるまでは、隣近所の講組が坊さんの送り迎えまでした。遺体は姉妹など親戚の女性たちがきれいにした。納棺は今でも身内で行う。
1ばん私が涙を流した人の場合は看護師さんたちだった。本人の希望であの白装束ではなく外出着のまま提供した代わりの義眼の入った目を閉じてきれいに化粧をしてもらった。
おくりびとでの納棺師を演じる本木雅弘と山崎努(社長)のご遺体と接する姿には吸い込まれるような気分になる。映画館で観なくて家のテレビで見て良かったと思う。ずっと言っていいほど涙が流れっぱなしだった。