忘却への扉

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しゅごがなく

2012-07-03 | 共に
 『あれやこれやそれでは分からんやろ 細かく全部がはっきり分かるように 言いなはいや』 過去には2人で同じ狭い部屋に居て、近くのものや1つの話題でもひと言でも略すと叱られていた。
 近年あの頃あんなに厳しかった自分を忘れたのか、日常の彼女の発言に主語がなく困ることが多い。私に対する指示を聞き間違えては『何聞いとるがよ!』と叱られる。
 主語を略して述語を聞かされれば間違えるのも当然なのに、バカな私がいつも悪者になる。言った当人があとで気づくことがあるのかどうか、絶対に間違いを認めるとか謝りはしない。
 主語も述語も何も聞かずに結果が出ていないとのお叱りも受ける。他の人に言ったのが私に言ったと変化する。全くの言ったつもりの勘違いもあるはず。
 今日は主語はあったが述語に簡略化があり、言った言わないでもめた。でもとても珍しく短めで済んだのは言わなかった証拠。
 勤め先の上役は『分からなければ 私に 分かるまで聞け』とよく口にしていた。だけど彼女にそれは通用しない。『今言ったやろ』『何回聞いたら 覚えるがよ』 で終わり。
 私は特にだけどお互いに物忘れや聞き違いが多くなる年齢でもある。迷惑ばかりかけているとも認めるが、叱られるばかりでは余計に気も滅入るので少しでも仲よくなりたい。