忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

ツケがまわって

2012-07-09 | 平和を
 2011年5月24日初版第1刷発行だが、同年6月5日の初版第3刷発行を買って持っていたのをやっと読んだ。 【 原発大崩壊! 】 第2のフクシマは日本中にある 著者/武田邦彦
 [安全神話のツケがまわって来た! 緊急書き下ろし ブログにアクセス集中! 相談メールも殺到! ベスト新書 発行所/KKベストセラーズ
 3.11以後を生きる 私たちの勇気と覚悟が 問われている! 第1章――事態は「想定内」で進行中 第2章――すべての原発は地震で壊れる 第3章――私たちはどうすればいいのか 第4章――原子力政策はどこへ向かうのか ]
 東電のフクシマ原発事故後に原発事故関連の報道番組などによく登場し、反原発的立場で歯に衣着せぬ論法で一際目立っていた。もとは原発推進側でだったのになぜ…とよく他の出席者から皮肉を浴びせられていた。
 そう言えば最近テレビに登場しなくなったようだが、どうしたのかと気になりはじめ本を読む気になった。読みやすい本とも言えるが、裏がありそうにも思う。
 派手な書名や帯の言葉から受ける印象とは違う内容がある気分。武田邦彦博士の脱原発は駄目との主張が正しいのかも私にはわからない。
 安定した電力を維持するためにはウソを無くし絶対に「安全な原発」つくりに頼ることと武田先生。だがそれは原発事故の検証も安全対策の確認もせず、こじつけだけで大飯原発再稼動を強行する日本には無理だと私は思う。