忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

さしかけ いっしょに

2012-07-12 | 共に
 大分や熊本での異常豪雨と被害をニュースで知った関東や東北等に暮らす親戚から、大丈夫かと心配する電話が掛かる。この地方はどしゃ降りのことはあっても半日ほどでこれまでは来ている。
 例年よりは雨量も多くよく降る梅雨ではある。でも毎日だいたい定時に出かける犬との散歩も犬が雨でずぶ濡れになったのは数回だけ。
 雨避けは私の持つ傘が1本、リードの長さを犬の自由に任せれば毎回びしょ濡れになって帰宅後がたいへん。今の犬の先代犬たちはどれも雨が嫌いで、できるだけ濡れないように自分で努力していた。
 でも今の犬は散歩に限れば雨に濡れても平気なのか、水溜まりも幼児みたいにピチャピチャ歩く。リードを短くし傘をさしかけ雨避けはしても、気ままに歩く犬の散歩は楽ではない。
 そう言えば雨降りが楽しい年代の懐かしいいろいろが私にもあった。傘は雨との想い出、1人のことや2人でのことも…。犬には私と一緒の傘に入っているのを分かるのだろうか、ただ一緒の散歩は喜んでくれる。
 ラジオのペット相談でパグは8歳で初老、大型犬は5歳で初老と聴いた。わが家のデブ中型メス犬は14歳、最近は食事と散歩と寝るのが大好き。
 なぜ捨てたと腹の立つほど可愛い赤ちゃん犬はわが家の家族となり、父さんと娘のはずがいつの間にか私の年齢を追い越していた。雨の日には傘も一緒に散歩して長生きして欲しい、家で1番の話し相手でもある。