忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

どこででも

2012-07-17 | 共に
 今日九州より先に梅雨明けが発表された。九州北部では数回の異常豪雨と洪水による大災害での被害も多く復旧作業もまだまだ。こちらは青空に真っ白い雲だが昼間の気温が庭の日陰で32℃、長雨と雨量多さに梅雨明けにほっとする反面素直に喜べない気分。
 夜のこの部屋の温度もまだ30℃以上、外の方が涼しいかもしれない。エアコンは節電破りの雷が怖いので今送風機のスイッチを押したばかり。
 いまだに片付け途中の部屋の片隅に先月出かけたコンサートの案内広告を見付けた。教会コンサート ‐ 平和の祈り ‐ とあり、あの日の驚きを想いだす。
 出演者は トリオ・ディヴェール (フランス語で「いろいろなもの」の意) 小松沢 惠(こまつざわ めぐみ) ソブラノ 杉山 優子 (すぎやま ゆうこ) ヴァイオリン 瀬底 美穂 (せそこ みほ) ピアノ
 演奏会場は教会と幼稚園を兼ねた古いお屋敷のホールとあるが、昔の物置か倉庫を改装した場所だ。コンサートには似合わない印象でいた。
 部屋で待っていると向かいの武家屋敷風の建物から出たドレス姿の女性たちがこちらへ入ってきた。挨拶をするとさっそくコンサートがはじまる。
 幼稚園児の賑やかな声が時々隣から聞こえてくるのも次第に気にならなくなる。10曲 およそ1時間「まさか 本物の演奏をこんなに近くの目の前で聴けるなんて‥‥」 終了後の余韻は私も同様だった。