忘却への扉

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空き地の

2007-02-24 | 日々
 街の交差点の角にある、空き地の横を通った。以前その場所に有った建物が、解体されるのを見たことがあった。その後整地された状態が長く続いている。
 いつもは車で走りながら、ちらっと見るだけだった。歩いて立ち止まると空き地はまた別の顔を見せる。
 一定の間隔に立てられた鉄棒にそって、安全のためかロープが張られている。その一ヵ所の鉄棒に車でも当たったのか、ロープと一緒に曲がっていた。
 それだけでも淋しく見える。平らに新しく土が入れてはあるが、もうひょろ長く痩せた雑草が一面に生えている。
 街でも条件の良い場所だ。空き地が早く店舗でも建ててと言っているようにも思える。解体される前の、空き家の期間も長かった。
 想い出に関わらない場所や窮屈な所にできた空間とか、次の活用がわかっていれば気にならない。だがあの場所の空き地には不自然さを感じた。