7月初旬の某日。
5月に初参加させていただいた、
持ち寄りワインをブラインドで飲むワイン会、
またまた勉強させていただくべく、
2回目の参加です。
結構な鼻の症状と微熱な感じの風邪をひいていたときで、
大丈夫か?ブラインド!
な状態でしたが、まあしょうがない
今回は11名の参加でした。
まずは泡2連発・・・・
①
とっても元気できめの細かい泡、
フルーティ、華やか、酵母やや強め、ぬるくなってややタンニンを感じる・・・
ってことで、
シャンパーニュのブランド・ノワールと予測。
ロートシルトが作っているシャンパーニュ。
Ch50%、PN+PM50%だそうで。
とてもおいしい。
②
ものすごい弱い泡。
少し時間がたったら微発砲のスティルワインになりました。
テクスチャーもほとんどスティルワイン。
香りは弱い、かすかに梅のような香り。
すごい考えちゃいましたが、
なんとなく、こういう、薄いとか弱い感じのものって、
日本のワインのことが多いので、
日本の甲州で作ったスパークリングと予測。
そしたらなんと当たりました。
やはり、弱い薄いは日本にしておいて間違いないでしょう。
なんて
お料理は、
甘海老の小さなタルトレット
余市産 真ダコと完熟トマト、オランジュのサラダ
さわやかな青じそのソース・ラヴィゴット
③
これはもうリースリングのオイル香。
あとは地域当て。
なんとなくドイツ臭がしないでもないけど、
それにしては・・・・
ラインガウの暖かさがないし、
モーゼルの派手派手で酸っぱい感じもない。
アルザスじゃない。
イタリアでもない。
えー?新世界?
アメリカにしてはアルコール低めだし、
オーストラリアにしては地味だし、
う~ん、NZ辺りにしとくか?
それか、オーストラリアのドイツ人が入植してブドウ作り始めた辺りとか・・・・
あ~
アメリカだし
alc.13%、そんなに高い気がしなかった
お料理は・・・
アサリ貝とムール貝のタリオリーニ
赤唐辛子とカラマタ・オリーヴオイルをアクセントに。
スズキのアンクルート ソース・アメリケーヌ
④
南の、焼けた感じ 酸化している オレンジ いよかん スモーク 苦み
うーん・・・・シャルドネかなあ?
だとしたら、
ランドックルーションとかのヴァン・ド・ペイかな。
でなければ、
プロヴァンスとかのマルサンヌ・ルーサンヌみたいな・・・・
または、
自然派でちょっと酸化したロワールのシュナンブラン?
なんて、とりとめもなく考えてしまって
答え出ないまま正解発表。
あら~。
ブルゴーニュ・・・
そうか、ジャドの古酒か。
なんとなく腑に落ちました。
⑤
リースリングみたいなオイル香、テクスチャーはさらさらしている
酸味わりと強く、苦みもあるし、白ワインなのにタンニンも。
樽由来かしら。
なんだろうこれ!?!?
苦みあるからゲヴェルツかなあ・・・・でもそれにしてはさらさらしてるし。
まったくわからん。
うわー。パプ白。
ノーマークでした、グルナッシュブラン&その他。
はあ・・・・
まだまだ修行が足りません
ここから赤ワインです。
⑥
透明度は中等度、赤いベリー、alc.高め 甘みもある。テクスチャーはわりとサラリ。
タンニンは強く口内に張り付く。少し焦げているような・・・。
この甘さと焦げ感は、
アマローネか、何かほかのパッシートしたイタリアワインかしら?
やはりそうでした!
若いからか、まだ要素がバラバラでもったいない感じです。
⑦
赤いベリー 透明度は中~高め、タンニンは張り付かず収斂性がある。
メルローか? いやこのさらっと薄い感じは・・・・
前にも間違ったことがあるぞ・・・・。
日本のワインかな?薄いし。
以前間違ったのは、日本のツヴァイをフランスの安いメルローと思ったのでした。
う~ん、う~ん・・・・
うわ!やっぱりそう来たか。
ふらのワインのツヴァイゲルト。
自分の間違いやすい傾向を知ることは大事なことですな。
お料理は、
若鶏のハーブパン粉焼きと仔羊のロティ
マディラ風味のディジョンマスタードソース
⑧
赤ベリー、alc.14%くらい、厚みはない 甘くてやや焦げた感じ・・・・
あれ?またアマローネ?
でもイタリア臭しないしなあ。
南仏?
新世界?
でもブドウがわかんない・・・・あ~降参!
スペイン!
カスティージャ・イ・レオンのテンプラニーニョ主体
あ~まったく眼中にありませんでした。
修行が足りません
これを、「絶対テンプラ!」って言い当てたお方がいて、
尊敬します
⑨
濁っている、ブドウの皮の香り さらっとしたテクスチャー
酸味強め 焼けた感じ タンニン軽く張り付く
各要素がまだバラバラ。
あ~
このさらっとした感じと酸味・・・・そして未完成な感じ
これも日本?もしかして?
でもブドウがなんだか全然わかんない。
北海道・月浦のドルンフェルダー!
ドルンフェルダーはドイツのしか飲んだことなくて、
ドイツのはだいたい甘いから、
こんな辛口のは初体験。
⑩
透明度高くガーネット色 赤いベリーの香り
これはもうブルゴーニュ、ピノノワール。
あとは地域当て。
う~ん、結構酸っぱい。ちょっと冷たい感じ。
ニュイでしょうねぇ。
でもそれ以上わからず。モレサンドニあたり?
90年代後半ぐらいのヴィンテージ・・・かな?
はあ~。
ジュブシャンかあ。
もうわかんなくなってきた。
⑪
赤いベリー、イタリア臭、
果実の甘み alc.12%くらい タンニン軽く張り付く
アフターは軽やか
もう、このあたりは鼻づまりでよくわかんなくなっていたのですが、
これまで私のワインが出てきてなかったので
「これが私のかあ~」って感じで
キャンティです。
デザート
ガトーショコラ・ティエードとハイブリット・ティ・ローズのグラス
はあ~。
今回はなんだかあんまりワインを聞くことができませんでした
6月後半から焼酎ばっかり飲んでいたし。
風邪ひきだったし。
また鍛錬しなおします