Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

イタリアンで夏を堪能 @ マガーリ 

2011-07-16 08:45:25 | Restaurant/Bar/Cafe
7月初旬の某平日の夜・・・・

ワイン仲間3人と、イタリアンのマガーリさんに伺いました。
季節の素材をシンプルなイタリアンで楽しみます。

っていうか、
わたし個人的には、
鮎まつり、第2弾です

第1弾は、6月に同じくマガーリさんで、単品で鮎いただきました。
あんまりおいしかったんで、また食べたいと思い、
今度はコースでいただきました。

コースは5500円と8000円ですが、
どちらでも鮎を入れてくださるというので、
ワインたくさん飲むことを想定して5500円のコースにしました。

ワインを選ぶのに、
はじめのお料理何が出るか聞いたところ、
完全にシェフのおまかせで、何が出るかはお楽しみ、とのこと。

それではまず、
当たり障りのない食前酒ということで、

プロセッコ。スパークリングです。

お料理。

とっても甘いフルーツトマトのカプレーゼ。
液体窒素でオリーブオイルを固めてあって、
食感も楽しい!


ホワイトアスパラ、雉の卵の温度玉子、なんとサマートリュフ付き!
贅沢な演出、ありがとうございます。
おいしい~!

そろそろ鮎出るかな~って感じで、次のワインを選びました。
前回はソーヴィニヨンで鮎をいただいたのですが、
今回は熟慮の結果、こちらを試すことにしました。

チェレットのブラン。
ブドウはアルネイス。
アルネイスはアスパラなんかにも合うので、
ちょっと青い感じのこちらの鮎料理にも合うかなあと思って。


炭火で焼いた鮎 加賀太きゅうりと青い野菜のマリネ
ああ~うまい!
無くなるのが惜しい・・・と思いつつ、あっという間にペロリ。

ワインとも合いました。
よかった。


トキシラズ、ほんのりカレー風味。
ガルニはきゅうりとかトマトとかディルとか刻んである。
うまいなあ~。

これ、味付けとかガルニとかは、
ワインに合わせてくださっているのでしょうか。
すごいマリアージュしてる。


ピュアホワイトのパスタ。
こんなシンプルなのに、こんなにおいしくていいのでしょうか。
こちらもワインとぴったり!


次のお肉なんですが、何が出るかわからないので、
お肉料理に合わせてお店の方にワインを選んでいただこうとお願いしたのですが、
「豚肉の料理が出るそうですので・・・・」
と、バックパスいただき、
それなら・・・・と選びましたのはこちら。

最近私の一押しブドウ、ネレッロ・マスカレーゼのエトナロッソ。


豚のカツレツ、山ワサビのソース。
カリッカリの衣としっかりした食感の豚肉。
おいしいなあ~。
ワイン一緒に存分に楽しみました。


ドルチェはバナナのパフェ。
こういっちゃなんですが、バナナなのに・・・ウマイ!


ハーブティと小菓子をいただきながら、
しばし歓談して、
この日のディナー終了です。

はあ~、満喫しました!
なんというか、素材一つ一つが、
何にも寄りかかることなく独りで立っているのに、
個人プレーがなく、白いお皿の中で調和の中に溶け込んでいる・・・というか。

この夏、もう一回ぐらい、鮎+α、食べに伺うかもしれません

ステキなひととき、ありがとうございました!

スパークリングワインの会 @ ジャンティオム

2011-07-16 08:44:38 | Restaurant/Bar/Cafe
7月初旬の某日、フレンチのル・ジャンティオムでのワイン会に参加しました。

テーマはスパークリングワイン、
そして、目玉のワインはこちら。


大手のシャンパンメーカー、ポメリーが発売している、
春夏秋冬の4シーズンをイメージしたシャンパン。


春、スプリングタイム・ロゼ。PN60% Ch25% PM15%


夏、サマータイム・ブラン・ド・ブラン


秋、フォールタイム・ブラン・ド・ブラン


冬、ウィンタータイム・ブラン・ド・ノワール PN75% PM25%


これらをブラインドでいただきます。
ブラインドってことで、
酔っぱらう前に・・・で、
いきなりメインのワインからスタートとなりました。


①ほんのり甘くて余韻にきゅっと酸味。タンニン少し。
 色でもうこれはスプリング。
②ほんの少しオレンジが入った色合い。
 トースト、バター、酵母、タンニン、じわっと酸味、全体にまったり。
 これはブラン・ド・ノワール、冬ですね。
③きれいな黄色。甘い花の蜜、ミントやハーブのようなさわやかな青さ、
 最後にきゅっと酸味。
④軽くオレンジが入った色合いだが、味わいに②ほどのノワールを感じない。
 あまり香りが強くない。
 桃や洋ナシのようなたっぷりした味わい。

③と④比べて、③が夏で④が秋かな・・・・と予測。
そして当たりました
ほんとに季節をイメージさせる味わいで、すばらしい!

さて、お料理です。

アミューズはトキシラズのクレープ、みたいな。


パテ・ド・カンパーニュ、ジャンティオム風

他のスパークリングも味わいます。

カステロブランチ ブリュットゼロ カヴァ
シャンパーニュと比べて、
なんと泡がブクブクと大きいことか!
ペトロール香、カステラのような風味。


サンペレ・ムスー。
なんと、これ、今年3回目です。
ブドウはマルサンヌ100%。
ビオの作り手なんですが、今までそう感じたことなかったのに、
今回はビオ香あり。味わいはリンゴの風味と後味にちょっと苦味。

お料理。


カニのパートフィロ、ソース・アメリケーヌ。


ヒラメのポシェ、シャンパンソース。

そしてまた泡・・・

ロデレール・エステート・カルテット・ブリュット。
シャンパーニュのルイ・ロデレール社がカリフォルニアで作る瓶内二次発酵。
リンゴのコンポートやアップルパイのような香り、味わい。

チーズ、写真撮り忘れた

ブリーと、なんだったかな・・・。


デセールはダークチェリーとグラスのこんな感じ


今回は、ほんとにシャンパーニュのすごさを実感!
同じように瓶内2次発酵で作っても、
シャンパーニュ以外とシャンパーニュの違いは歴然です。

こんなにシャンパンをかわいい飲み物だと思ったのははじめて。




楽しいひと時でした