クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

新潟へ

2017-01-24 22:56:38 | ドライブレポート
雪の高速道路を使って新潟へ。
待ち合わせ時刻から所用時間を逆算してさらに雪道の「何か」を考えて一時間半ほど早めに出発。
はたして高速道路に付き物の最初の渋滞は5分ほどのノロノロから始まり、次の渋滞は◯k/50分の表示、
直近のインターを出て一つ先のインターまで下道移動、高速道路に戻ったら目の前で事故処理中、
三度目は冬タイヤチェックの「人工渋滞」よちよち歩きで一時間。
冬道にこんなオチがあるとは・・・
結局一時間半の余裕シロを使い切って5分遅れで現着、読みが当たって喜んでいいのかどうか。

途中関越トンネルを抜け、ダラダラと下っていくところで、
安全運行管理のことなど知りませ〜んと叫びながら90km/h〜100km/hで追い越していくバスがいるのに「しかも連なって」ア然⋯⋯
(この日は全線最高速50km/h表示)

前後にクルマがいないところでABSチェック(ABSを作動させれば路面μを測定できます)
予測通り0・3〜0・4Gあたり。
フルブレーキした時の制動距離が舗装路の二〜三倍に伸びる計算です。

仮に真横になって停まっている車を発見したとして、80km/hからだとぶつからないで止まるには
100m以上必要(ブレーキをかけ始めてからの計算)100km/h出ていたら150m必要、
下り坂によっては制動途中でゲームオーバーのゴングが鳴るはずです。

こうやって速度なりを具体的な数値で示して話すことで、説得力があるような気にはなるものの、
もっと「本能」に従った速度の選択ってできないもんだろうか、というのが今回の旅で感じたこと。