クルマのサスペンションと長いお付き合い

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検証 バランススロットルー48

2011-03-30 15:30:23 | バランススロットル

「鉄は熱いうちに打て」~2

 

第一回目が車の止め方、減速技術。

Gの方向で言えば、前後方向にかかるGで前のめりGだ。

これに絞ってトレーニングしたところ、全員が課題をクリアした事を、検証バランススロットル45で紹介した。

これまで数多くのドライバーと接してきたが、初心者から始める事の重要さを実感した瞬間でもあった。

第二回目となる今回も、メンバーは先回と同じ。

テーマは「横G」(左右G)

ハンドル操作によって車の進路が変わり、横Gが発生する。

その横Gを「立ち上げる」「維持する」「立ち下げる(消す)」の、練習だ。

イメージとしては、ロールのさせ方をどうするかだ。

ハンドル操作一つで荒っぽい運転に感じたり、やさしい運転に感じたりする。

それはGの強さであったり、Gの変化が急激であるとそう感じる。

そういった横Gのコントロールの練習をやったのだ。

速度を一定のまま行なうハンドル操作、速度を変えながら速度にシンクロさせて行なうハンドル操作と、

分けて、なるべく分かりやすく・・・を心掛けた。

今回は横Gだったので、気分の悪くなった学生二人!

自分でハンドルを握っていると横Gがどうなっているのかよく解らないが、横に乗っていると

運転手の操作そのものが非常によくわかると、ほぼ全員が口を揃える。

そう、ここがポイントなのだ。

自らハンドルを握っていると、これから起きる事の準備とタイミングが取れる。

つまり身構える事が出来るし、自分が発生させたGだからすぐに馴染むことができる。

それが自分で望んだGなのかをしっかりと捕らえないでいると、成り行きのGを、そのうち体が

覚えてしまい疑問を持たなくなる。そうなると助手席の人はたまらない・・・。そこを皆感じていた。

お昼休みに学生と立ち話をしていると、

「まだ何回しか車を運転していないが、友人から運転がウマイと言われた・・・。」

「踏力一定のブレーキを心掛けただけなのに・・・」との話が聞けた。

 


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