クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

検証 バランススロットル 15

2009-08-06 14:14:03 | バランススロットル
コントロール舵

ハンドルは進路のコントロールの他、ヨー作り(車両の向きのコントロール)、
ロール作り(車両の傾き、旋回姿勢)に積極的に使うことができれば
“車両姿勢作り”ができる話をしてきた。
そしてそれには“操舵のタイミング”“切る速さ”“切る量”の3つのポイントが
あることも話した。
今日の話は積極的に操舵したハンドルを次にどうするか、だ。
姿勢作りの為に積極的に舵を動かした後、今度は移り行く車両の動きに合わせた、
コントロール舵に切り替える必要がある。
車両姿勢を「維持する」「更に増す」「収束させる」、これも全て積極舵の内だが
車両の動きの瞬間々に合わせるのだから、やはりタイミングもスピードも量も
あって、ドライバーの勝手ではうまくいかない。
“車両が求めている正しい操作を”ということになる。
例えばの話だが、リヤが流れ出て内向きのヨーが出たときに、本能的に
カウンターステアーを当ててしまった為にヨー運動が外向きに反転して、
大アンダー、大回りコーナーリングになってしまった経験をお持ちの方も
いるだろう。“つい”やってしまったでは、いかんのだ。
車両を動かす舵に対して、コントロール舵(修正舵とも当て舵とも収束舵とも
言える)を知って、FFはやっと手の内に・・・。
もちろん、右足連動がお約束だ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿