運転の話の2回目の打ち合わせの時、突然森氏が
“ヘッドフォン手に入れたんですよ、スタックスの”と話し始めた。
“あれって結構高いでしょう?”
“オレが買ったのは一番安いやつ”
音響試験の現場などでも使われるほど再生音が正確なもの。
静電型と呼ばれるタイプのもので、サランラップのような薄膜(数ミクロンの厚さ)を
静電気で駆動して広い面積で空気を振動させる。
振動マスが小さいのでレスポンスがよく、低域から高域までカバーできて
音がクリアーそのもの。
構造のなんたるかなんて知らないで買うか、色々こだわってたどり着くかどちらかだ。
静電型に森氏がこだわって買ったのか、たまたまなのか聞き忘れたが
今後は音のこだわりも話が聞けそうだ。
*写真はホームオーディオ用静電型スピーカー。
ヘッドフォンはこのカタチのまま小型化したもの。
昨年は国政さんの趣味の広さからオーディオ、珈琲の世界を知りありがとうございました。
自作のパーシモンQ-200で音楽を聴きながら美味しい珈琲で迎える正月は格別です。
今年もよろしくお願いします。