goo blog サービス終了のお知らせ 

クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ゼロタッチバネ NDロードスターの場合

2025-03-05 11:09:48 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
NDロードスター用のゼロタッチバネの初期ロットはすでに完売。

でリピートをどうしようかと迷っているところに⋯興味があるので相談に。

ということでリピートが決まりました。出来上がってくるのはおよそ3ヶ月後。

少しお待ちください。というのをお客さんに伝えて、ビルシュタインショックの準備をはじめます。

ゼロタッチバネの基本は、純正車高近傍にある"適正車高"に設定すること。

ほぼ純正車高といっていいのですが、前後サスペンションそれぞれの車高とバランスを微調整します。

このことでレーシングカーのサスペンションセッティングと同じに"車高"から始めるセットアップができるのがポイントです。

もちろん、シャコチョーがついていれば車高合わせは苦労しないのですが、
今度は汎用品のバネで"狙いのバネ定数"と"必要なストローク"を備えたものがあるかどうか⋯

そんな都合のいいものはありません。結局一品料理で製作しか道がないということです。

純正形状で微妙な車高合わせとバネレートの作り込みをお願いできるのは当然ながらバネメーカーさんだけ。ある意味贅沢仕様。

バネができあがってくれば組み合わせのダンパーチューニングはお手のもの。

これでフロントミッドシップを突き詰めた前後バランス命の、"いい感じの走りを堪能できる"ロードスターに生まれ変わります。

この走りを運転席で味わっているのはファーストロットのゼロタッチバネを装着しているオーナーだけ。

ND用、NC用のゼロタッチバネを製作依頼しました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿