サスペンションセッティング作業に欠かせない記録用紙(データシート)が
残り少なくなってきたので、何年ぶりかに作ります。
せっかくなので、直感的になんの数値を表しているのかが
わかるようにイラストを加えました。
これまで、遠くの方とやりとりする際、
メモ書きを渡してサスペンションの寸法を教えてもらうのですが、
新しい記録用紙なら説明が少なくて済みそうです。
うちに見えたお客様との会話も、たとえばこのダンパーキットのストロークバランス云々とか、
アンダーステアーを強く感じたらここの数値を何ミリ調整してください⋯
こういった説明もしやすくなります。
それと新たに追加した項目に「Standing Height」スタンディングハイトがあります。
ロワーアームの下反角(アンチロール角)のことで、スタンディングハイトは
1950年代のロールス・ロイス社の広報資料からの引用。
我が社のクルマはロワーアームが地面に対して水平より下がった(バンザイ)状態で出荷されることはありません。
とどの部分の寸法なのかイラスト入りで記されています。
この時代すでにロールス・ロイス社のエンジニアがロワーアームの角度に着目していたことが分かります。
でもそこには皆んなが知っているロールセンター理論が出てこないので、
おそらく口うるさい人たちはこれじゃあ根拠がわからないとか言って無視したのかもしれません。
その後にアーム角の話が出てこないことからも世間の理解を得られなかったんでしょうね。
もう70年以上前の話です。
この情報を見つけたのは森慶太氏。
ということで新作の記録紙の見本ができあがりました。
残り少なくなってきたので、何年ぶりかに作ります。
せっかくなので、直感的になんの数値を表しているのかが
わかるようにイラストを加えました。
これまで、遠くの方とやりとりする際、
メモ書きを渡してサスペンションの寸法を教えてもらうのですが、
新しい記録用紙なら説明が少なくて済みそうです。
うちに見えたお客様との会話も、たとえばこのダンパーキットのストロークバランス云々とか、
アンダーステアーを強く感じたらここの数値を何ミリ調整してください⋯
こういった説明もしやすくなります。
それと新たに追加した項目に「Standing Height」スタンディングハイトがあります。
ロワーアームの下反角(アンチロール角)のことで、スタンディングハイトは
1950年代のロールス・ロイス社の広報資料からの引用。
我が社のクルマはロワーアームが地面に対して水平より下がった(バンザイ)状態で出荷されることはありません。
とどの部分の寸法なのかイラスト入りで記されています。
この時代すでにロールス・ロイス社のエンジニアがロワーアームの角度に着目していたことが分かります。
でもそこには皆んなが知っているロールセンター理論が出てこないので、
おそらく口うるさい人たちはこれじゃあ根拠がわからないとか言って無視したのかもしれません。
その後にアーム角の話が出てこないことからも世間の理解を得られなかったんでしょうね。
もう70年以上前の話です。
この情報を見つけたのは森慶太氏。
ということで新作の記録紙の見本ができあがりました。
標準モデルから車高を20mm前後下げたスポーツモデルを世に出していることからも、おそらくロワーアームの角度に関して自動車メーカーの人たちも無関心?だと思われます。
それを求める人、期待している人がいるからという、需要と供給の正当な理由の元に物事が動いてしまうんですね。
サスペンションの話は置いてけぼりで。
根拠が分からないとかもっともらしい事を言いつつ、実は見た目がカッコ悪いと思うから否定してるだけみたいな笑
個人的に車やバイクは、停まってる姿より走ってる姿がビシッとしてる方が重要だと思うので、車高が低い方がカッコいいというのは分からないんですけどね。