クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ニュートンブレーキのすすめ 6

2014-09-10 21:34:41 | G-BOWL
『踏力一定のブレーキング技術』と『尺の感覚』はセットであることは言うまでもありません。

どちらが先と言うわけでもなく、どちらか片方では事が成り立たず、両方を持って始めて狙った減速ができます。

自分はこれまで車の運転を支障無くやってこれているから今更・・・ね~

誰かの考えたテクニック?それとも新たな減速技術?
ニュートンブレーキと言う言葉も聞いたこと無いし!

と思われている方がほとんどかもしれません。

大体ブレーキの掛け方なんて自分で勝手にやっていいんじゃないの!
止まれりゃ何も問題無いっしょ・・・その通りです。

多少我流であっても、きちんと目標に向かって車を止められればそれで良しです。

しかしあちこちで交通事故が起きています。
運が悪かった、偶然が重なってしまったなど様々な要因があるかもしれませんが、
ぶつからないように車を止められなかった事に変わりありません。

スピードを出し過ぎたのが事故の原因と言うニュースの解説をよく聞きます。

これも、そのスピードから止めることができなかったからぶつかった、ひっくり返った、道から落ちた、と考えることができます。

つまり尺の感覚と共に、車を止める技術を持ち合わせていなかったから、と言えます。

『尺の感覚』をしっかりと持っていれば、もっと早くブレーキングを開始するなり、
これ以上スピードを上げると止められなくなるの判断ができます。

少なくともぶつかる前に。

続く。