クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

グーパーシフト

2014-06-02 08:26:28 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
今日はロードスターの幌替え。

あちこちにひび割れがあって、何箇所かは当てパッチをしていたものの、室内から覗くと悲しいことに光がさしているから覚悟をきめた。

ハードトップを手に入れようかとも考えたが、気楽に屋根を開けられるのはやはり幌だ。

さてその交換作業、外すのはさほど苦労しなかったが、幌を張りはじめてみると何やら雲行きが怪しい、説明書が無いから困った・・・暑い!

ブツブツ言いながら足掛け三日かけて何とか取り付けたが、部品が余った!
走ってハズレなければいいか!



作業の途中で森さんと打ち合わせ、サスペンションの話なら聞きたいです・・・じゃそれで行きましょう、と言うことで今回のお題はサスペンション。

ひとしきり話したあとの雑談。

森さん・・・オートマ車でエンストして事故になる話って聞いたことあります?
この本に出ているんですよ。

ついでにそこに書いてあるATのシフトレバーのワシ掴みの話って以前ブログに書きましたよね~。

AT車乗りの99%の人はワシ掴みシフト(自分のシフトを思い浮かべて見て下さい)。

シフトレバーを動かす時にはロック解除ボタンを「必ず握るもの」と完全に思い込んでいると思います………(間違いですよ‼︎)

えっ!違うの!・・・だってロックボタンを押さないと全く動かないじゃない!

いやその意味は、迂闊に触ると危ないから動かなくしてあるんです。
安全を確認してからロックボタンに触れてシフトするのが正しい手順。

そしてどっちに動かす時もロックボタンを押したままと言うのもだめ!
必要な時だけロックボタンに触る。

ロックボタンを押さなくてもシフトできるポジションがあります。
そこは、不注意で動かしても危なくないシフトと言うことですな。

構造も詳しく知らないし、正しいシフト方法を誰からも教わらなければ、
動くように動かすのは当たり前!のこと。

そこでAT車の、正しいシフトレバーの動かし方を説明するのに分かりやすい言葉を思い付きました。

「グーパーシフト」
ワシ掴みは「グー」です、ロックボタンを押さないシフトは「パー」

先ずはパーでシフトレバーに触ってみます、どちらにも動かなければPであることが確認できます。

NポジションからだったらパーシフトでDに入れられます。
DからNもパーでほとんどの車がシフト可(一部の車両でロックボタン必要)後は皆さんの車で確認をお願いします。

グーパーで正しい動かし方を覚えられれば、どこにシフトしたかが手元を見なくてもわかります。

グーシフトは車輪の回転が完全停止している時に行うものと覚えておくのもいいかもしれません。

例外的に走りながらグーでシフトするのは、Dから2(L)にシフトダウンする時(パーで入る車もあります)、この場面では速度が遅く登坂降坂のきつい時です。

人知れず明日からグーパーシフトを!