クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

筑波山麓の胡瓜

2015-06-02 17:01:13 | ドライブレポート
茨城県に軽トラックを引き取りにいったついでに、朝練ならぬ朝ドライブを楽しみました、場所は筑波山。

対向車ほとんどなし、追いつく事も追いつかれる事もなく、ゆっくりマイペースで走る事ができました。

昔と違うのはスピードダウンさせるためのハンプが要所要所に作られていたこと。

コーナーはほとんど変わっていないように見えます。
今の時期、青葉と夏草が生い茂っていて景色があまり見えないのが残念。

10分間は無料、の有料駐車場でトイレ休憩をして来た道を戻り、次の目的地JA農産物直売所へ向かう。

この時期に道路脇の野菜直売所で買った胡瓜が、懐かしい味だったことがあり、
筑波山の麓を通ることがあったら買い求めようと思っていたのです。
洗ったそのままで丸かじりして食べると、ほんのりとした甘みがあって、
まんま子供の頃食べた胡瓜の味そのもの、果物感覚でバリバリ食べられる美味しさです、
うっすらと塩もみなどしてあったら二三本いけます。

と大げさに言っても胡瓜はキュウリ、それ以上のものではありません。
過大な期待は禁物ですが、美味しいものもあるということです。

最近スーパーで手に入る胡瓜は水っぽいだけで胡瓜の味も胡瓜の匂いもしません、
もろきゅうにすると味噌の味が際立つ胡瓜で美味しいとは言えません。
あああれね・・・と誰か美味しい胡瓜の種明かししてくれるといいのですが。

多めに買ってきたので、あと少し楽しみがあります。


他人基準

2015-02-07 13:26:23 | ドライブレポート
スーパーの駐車場でクルマを止める時に、極力まわりにクルマのいない枠を探して止めることにしています(我が家では)。
乗り降りでドアの開け閉めの気遣いがいらない、というのが理由です。

で買い物をして戻ってくると、スキスキの駐車場で止める場所は他にも一杯あるのに、なぜかうちのクルマの隣にクルマが・・・
という経験ありませんか?

コンビニの駐車場ででも試してみてください。
一番離れたところか、はじっこでいてとなりが沢山空いているところに止めてみましょう、
するとかなりの確率で・・・隣にピタッとクルマが寄り添ってきます。

隣に目標物があると(この場合先に止まっているクルマの事ですが)クルマを誘導しやすいからでしょうか。

高速道路を走っているときも、何もそんなに前の車にくっついて走らなくても、というシーンをよく見かけます、
前後道路にはクルマがいないのに。

ギリギリ黄色信号で交差点に入ったのに、ルームミラーを見たら後ろに二台か三台続いている・・・こんなこともよくあります。

高速道路の路肩に止まっているクルマのお尻にゴン!とやってしまう事故の話もよく聞きます。

周りにいるクルマに(基本は前を走っているクルマに)自分の行動を依存している運転手の危ない面だと思います。

前にも書きましたが、後ろにクルマが接近してきたらサッサと道を譲って先に行ってもらいます。

私はフルブレーキをいつでもかけることができます・・・でも後ろのお方はそうはいかないでしょう・・・・の気遣いです。

ブレーキの難しさをわかっている人は前の車にピタッと張り付いたりしません。

つまり他人基準で走ることなど怖くてできません・・・
皆さんは???・・・

目視だけでは分からないとき頼りになるもの

2015-01-16 13:11:17 | ドライブレポート
先週のある朝方、この季節にしては珍しく冷え切らない外気温からか
モヤが立ち込めて、道路はビチョビチョに濡れていた。

しばらく走って狭い林道を抜け、標高が200~300m上がったところで路肩は霜で真っ白!

しかしここでも路面は黒く濡れているように見えた。

ところがハンドルのさわりはじめの感触が違う!
次の瞬間ぞぞっと鳥肌が………ソフトタッチのブレーキでビィ~ンとABSが介入。

ブラックアイスバーン?

なんてこったこの先は峠の下り坂……極端にスピードを落としてそろそろと下り始めるも、対向車は結構な勢い!
知らんぞこの先で何か起きても!

なんとか無事に峠を下りたが、しばらくは神経が張ったまま、いつもの何倍もハンドルの感触を確かめるように走らせた。

今日も似たようなややこしいコンディションの日、と思っていたら通勤路の途中でクロのワンボックス軽が反対車線で横転していた。
相手がいなかったからおそらく単独のスッテンコロリンだったのだろう。

路面は真っ黒…谷あいの川っぷち…日の当たらないトンネルの出口…

目の悪い人が歩道をコツコツと確かめる白い杖の役目を、クルマのハンドルがしてくれなければ、
濡れているとしか・見・え・な・い・路面で何が起きているかを知るすべがない。

路面と接しているタイヤと直接繋がっているのがハンドルで、半端じゃない感度のセンサーとして人の手があるのに……

幸いロードスターはステアリングのアシストが油圧。

今日は出かけたくないと横になってダダをこねていた軽は、かるかるハンドルのあれ、最も大切な情報源を無視した結果の一つだ。

この手のクルマを安全に走らせるには、怪しい路面に差し掛かったらまず車を止めて、自分の足で路面の状態を確かめるしか方法がない。

クルマを横倒させて窓から手を伸ばす方法もなくはないけど………



ロードスターと旅

2014-08-18 23:56:24 | ドライブレポート
                              *写真の花は夏水仙


盆休みを使って岡山までロードスターで出掛けました。

親戚回りにお墓参り、忙しく走り回った後、
叔父夫婦と夕食を共にし、別れ際にカッコイイスポーツカーに一度乗せて~と叔母さん。

幌を開けて人生初のオープンカー体験・・・喜んでくれました。

次の日、兵庫県を北に向かって一気に日本海側に抜けて、
原発を横目に見てそのまま海岸線の北陸路を北に、途中で日本自動車博物館に立ち寄り。

次の日は岐阜の神岡に旧友の実家を訪ね、高山市を抜けて中央道伊那インターに峠越え。

帰ってきてからニュースを見ると、なんと福知山市と高山市の大雨の被害状況が流れているではないか、
どちらも土砂降りの最中通過したところ!

張り替えたばかりのロードスターの幌が、ぼたぼたと雨漏りする程の強烈な雨でした。

高山市から松本に抜ける安房峠は降雨量が多く通行止め!

ちなみにNB-6CのNRA仕様はブレーキ容量が大き目、
峠越えのブレーキングの度にその有り難さを感じる事ができました。

長い下りの後のヘアピンのスローターンまでブレーキを掛け続けても、
ペダルタッチが変わらず、一時間程の峠の連続走行でも信頼性は揺るがず。

快適ドライブの基本となるGコントロールが意のままにできるのも、頼れるブレーキシステムがあってこそ。

改めてロードスターの良さを堪能した旅でもありました。


神奈川名物

2014-08-10 15:37:58 | ドライブレポート
名物に美味いものなし・・・。

お土産にはできませんし食べられませんが、会社の近くに本当にまずいものができました。
おそらく「名物」に指定できるのではないかと思います。

もしも、二車線の高速道路の途中にいきなり50km制限の道路が出てきたらクルマの流れはどうなるでしょうか・・・
しかも一車線の。

走行アベレージがガクッと下がって、あっという間に渋滞するのは目に見えています。

しかもこの一車線の50km道路はジェットコースターのレールの様に曲がりながら急峻な登り坂があり、
両サイドが防音壁でブラインドコーナーになっています。

フルトレーラーがここを無事に通過するには指示速度を守ることと過積載しないこと、それでも限界コーナリングが楽しめます?

先日「5km渋滞10分」の電光掲示板を確認してこの道に入りました。
ところが実際にかかったのは35分、アベレージは10km/h以下!あれれっ?

見え見えの虚偽情報を電光掲示板に出しているのは、事故でも工事中でもないのに、
必ず渋滞する高速道路を作ってしまったからじゃないかと
勝手に想像しています(一日ずっと渋滞しているので表示の時間差は考えられません)。

高速道路ができたお陰で会社の前の国道がスムースな流れになったのもつかの間。

高速に入ると必ず渋滞して、時間はかかるはお金を取られるはで、
トラックドライバーが二度と乗らなくなり、又国道の渋滞が始まりました。

渋滞情報をチェックできる方、圏央道海老名JCTに注目。

渋滞の赤マークが点いていても事故ではありません、自然渋滞でもありません。
渋滞が計画された道路なので、見事にその通りになっているだけです。

渋滞が名物になるとは思えませんが、時速10km/hしか速度が出せないのに、
高い高速道路料金を取るという神奈川の名物、いかがでしょう!

渋滞なしで通過できたら何かいいことがあるかもしれません。





ロングドライブ

2014-03-21 23:59:03 | ドライブレポート
何をしてロングか分からないが、朝6:00に家を出て叔母さんを八王子まで迎えに行き、
そのあと岡山まで650km程を一気に走った。
一気と言っても、1時間半から2時間走ったらひと休み。
勿論お昼ご飯も途中のサービスエリアで済ませた。
約8時間ほどで目的地である岡山県の美咲町に到着。
休憩時間を入れての所要時間だからこんなもんだろう。
幸い昼間の移動ながら渋滞なし、工事も無し。
カングーに大人4人と荷物満載状態だから、揺れ方ゆったりで乗り心地が良い。
背が高いだけに横風の影響は多少受けるものの、真っ直ぐの落ち着きと、
修正舵の頻度の少なさは、ドライバーの緊張感を最小限にとどめてくれます。
親戚縁者に言わせれば、自動車で関東と岡山を車で移動するなんて想像すらできないらしい、しかも一日で!
と言っても何度もカングーで目の前に現れるから、今更驚かれることはないし、
88才になる叔母さんはその道中を以前道連れにしている。
今回もだ。
幸い腰が痛いだの疲れただのの報告は無かった。
荷物をいっぱい持って新幹線に乗るのに比べれば、玄関先から車に荷物を放り込んで移動できるのは、
時間はややかかるものの、行動の自由度と気楽さは何と言っても自動車だ、沢山お話もできるし。
岡山なんて近いもんだ。

ブラックアイス

2014-01-24 12:54:41 | ドライブレポート
一昨日の事だが、夜に雪と雨だったのだろうか、
朝方家を出てすぐ、日陰になっているところが、所々うっすらと白くなっている。
駆動しているリヤが滑って横ぶれする、おおっ!と思うのは一瞬で、乾いた舗装に乗ればすぐ元に戻る。

近くの床屋さんの前で、駐車場に入ろうとしてブレーキをかけたら、つるっ・・・ときてビーンとABSが介入・・・車半身分通り過ぎた。
路面が黒く濡れているだけに思えたのがしっかり凍っているではないか!
再スタートでツルツルを確認。

床屋さんを出た後、何時もの通勤コースで道路脇にパトカーが赤灯を点けて止まっているのが見えた。
『滑りやすいのでゆっくり行ってください』と私に向かってマイクで喋っている、と思ったら右手の橋の欄干に乗用車が左フロントをぐしゃりとやって止まっていた。

その数百メートル先で今度は黄色のパトライトがクルクル、ローダーが反対車線でこちら向きに止まっている。
軽トラが同じくフロントをぐしゃりの回収作業中。

濡れているようにしか見えないのが凍っていて、やたらミューが低い!から判断を誤らせているのがわかる。
気がついた時には・・・いや滑ってから気がつく状況だから怪我が大きい(今日の二台はかなりイテテ)。

太陽が出ていて外気温はそんなに低く感じないのに、路面温度が低い(日陰)ので、とても難しい判断を強いられます、ブラックアイスは。

限界走行は日常にあり、を今日の天気で垣間見ました。

ブレーキは
タイヤの回転止めるだけ
実感できるぞブラックアイス
くわばらくわばら・・・・・・・・・字余り。

カングーと旅

2013-11-28 21:13:30 | ドライブレポート
日曜日の午後から一泊と1.5日の小旅行に出掛けた。

散歩に行くにも買い物に行くにも、出掛ける時は必ず一緒で、
何十年と住んでいる住宅地の中でも知れ渡っている仲の良いオシドリ夫婦。

のはずが主人が一人で歩いていても、私が一人でたまに歩いているときも、
いつもなら挨拶を返してくれる人が、知らん顔して通り過ぎるのよ~。

二人揃っていないと、わかってもらえないのよね~とケラケラ笑う義理の叔母夫婦と
うちの夫婦、母親と五人乗車。

連休の戻り渋滞を、反対車線に見ながら千葉県に向かった。
その渋滞を見て、楽しみにしている夕ご飯のことが心配になった。

イナゴの大群が襲った後のように、美味しい魚が食べ尽くされてもう残っていないのではないか・・・と。

この冗談みたいな予想は一部当たっていた。
オーダーを取りに来た店員さんから、今日はこれがありません、といきなりきた。
その魚がいないと、メニューの一部がゴッソリ抜け落ちることになる・・・冗談を言わなきゃよかった。

しかし美味しいものも残っていました、いや沢山ありました。
美味しく頂きましたよ。

次の日渋滞のない道をあちこち巡りながら走り回った。
車の中は他愛ない会話で一日中笑い声が絶えず、
気楽な旅は早めの夕刻に二人を送り届けて無事に終わった。

                  

走行距離550km強、燃費15.8km/L前日満タンで楽々帰ってこれた。
やっぱり快適な旅にカングーは欠かせない。

二人目のおばさん ゲット!

2013-03-08 14:51:56 | ドライブレポート
2月に家族旅行に出かけた。
我が家の二人と母と叔母夫婦の計5人。
車はカングー。
行き先は伊豆半島、河津。
東名御殿場インターを降りて、長尾峠→芦ノ湖スカイライン→
伊豆スカイライン→天城峠経由の現地入り。
ドライブ好きにはたまらない、この間全線“峠”道だ。
同行の叔母さんはなんと、常に酔い止め薬を携行しているくらい車に弱い!
往路は幸いに好天。
富士山丸見え、誰が写しても記念写真はバッチリ。
車の中は久々に会った事もあって、ペチャクチャ会話でにぎやか。
時々は表の景色を見ていそうな話も入るものの、基本はいつものおしゃべりが続く。
何回目かの休憩で、十国峠のサービスエリアに入ったときのこと。
おみやげ物屋さんの中で立ち話をしていると、くだんの車に弱いおばさんが
「車の中で、さっきまで平気だと思っていたのに、ドアを開いて表に立ったら
 フラッときたから、やっぱり車酔いしてたのかしらと、一瞬思ったのよ~、で、
 2,3歩したら地面が坂道になっているのがわかって、結局自分は大丈夫!
 車酔いじゃなかったの」と、ケラケラ笑って話していた。
ここの駐車場全体がかなりな坂になっていて、パーキングブレーキもいつもより
もう1ノッチ強く掛けたくなるところなのだ。
その後も山道は続き、最後の天城越えをして目的地に到着。
夕食の席を囲み、出てくる料理のおいしさと楽しい会話の勢いかもしれないが
快適運転のお墨付きをもらった。
おばさんも免許所持歴無し、助手席・受身の方だ。
“ひさおちゃんはうんてんが上手”のおばさんに続き、
“くにさんのうんてんは快適”の二人目のおばさんをゲット。
復路は雨だったが、無事に快適運転を終えることができた。
車の旅はこうありたいものだ。

路面ミュー0.2

2013-01-05 19:28:51 | ドライブレポート

伊豆スカイラインの料金所の人から
“下り坂で滑りやすいところがあるから気を付けて”と言われて
しばらく走ると、ストップランプがたくさん見えて車列が止まった。
昨日は不安定な天気で山は雪雲に覆われていたから
どこかに雪があってもおかしくない。
しかし日の当たっている路面は乾いていて、危うい感じは止まるまでは無かった。
おそらく事故なのでは、と予測したのが当たっていた。
列が少し動いたらパトカーの赤灯が見えて、若いおまわりさんが片側通行を指示している。 
対向車線に数台の車が止まっていて、連鎖した事故のようだ。
そのすぐ先では側溝に車輪を落とした車を数人掛かりで押している。
わずか100m程の区間での出来事。
やはり下り坂の先で真っすぐ行って溝に片足落としている車もいた。
外気温0℃近辺だったから、路面はもっとも滑りやすい状態。
そこにドライ舗装から進入するのはかなりむつかしい。
ABSもVDCもVSCもESPも・・・何が付いていようが全く役に立たない。
さしかかった時の速度管理を間違っていれば、後の祭り、これはドライバーの不注意。
不運と片付けるのか未熟と思うのか。
緊張の糸は常にピンと張っていたいものだ。