シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

ブルク7

2013年07月26日 | 映画
八月早々にチビ達が帰ってくる。
年少さんになって、どんな風に変わっているのか楽しみだ。
そんなわけでしばらくは映画館ともお別れになるし、涼みがてらにブルク7を訪問。
ブルク7は阪神百貨店裏にあるイーマビルにあるシネコンだが、ここで映画を見るのは久しぶりだった。
ロビーが改装されて、以前に比べると雰囲気が少しばかり良くなったような気がする。
エスカレータ裏のガチャガチャは気になったが、これもスペース利用の一環か。
時間待ち客の為のスタンドバーなんかを併設した方がいいような気もするのだが…。

先ずは昼前から始まる「ベルリンファイル」を見る。
マット・デイモンのボーン・シリーズの韓国版といった感じだった。
描かれているのが北朝鮮と韓国との闘争劇なのでなんとなく身近に感じさせた。
アラブの過激派とかロシアの武器商人とかCIAとかも出てきて、スパイ合戦わんさかの映画だった。
先日来から騒がせていたCIAの各国大使館などの盗聴問題や、キューバから北朝鮮へ向かう船から砂糖の下に隠されたミサイルが発見されたなどの、現実社会での出来事があるだけに、まんざら絵空事でないようなタイミングでの公開だった。
金正日から金正恩への財産移動とか、北朝鮮の腐敗や韓国内部の権力闘争とかも描かれて、中身はてんこ盛りである。

見終わって時間を見ると、少し休憩すれば「欲望のバージニア」が始まるので、こちらも見て帰ることにした。
禁酒法時代の話だが、エリオット・ネスが活躍するFBIものとは少し違った雰囲気。
FBIとギャングの壮絶な戦い(たとえばケビン・コスナーがエリオット・ネスを演じた「アンタッチャブル」)はなくて、賄賂を要求する腐敗した取締官と、それに抵抗する密造者の戦いだった。
密造酒を作ることは違法だったはずだが、それを街ぐるみで容認している雰囲気がでていて面白かった。
もうちょっと工夫すれば重厚な作品になったような気もするけど…。

もう少しノンビリしたかったが、帰宅ラッシュに巻き込まれるのも嫌で、デパ地下でちょっとしたビールのアテを買っただけで帰宅。
来週は映画館を敬遠して、チビ達の要望している物を手配しなくてはいけない。
カブトムシとクワガタムシだそうだ。
流しそうめんのオモチャをどうしようかと思案中。
こちらは値段が思案させている原因である。

(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

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