シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

精霊流し

2009年08月16日 | グルメ・他
15日の真夜中12時になると精霊流しが行われる。
それまでは随分と時間があるので義兄たちは磯場まで「磯もん」と呼ばれるものを獲りに行った。
私は近くの「しまむら」までリサーチに出かける。
隣が酒屋だったので昼間の一杯用を購入。
「高田屋嘉平衛」の大吟醸。淡路のちょっと良い酒。
焼酎は「超不阿羅王」という紅寿芋、黒麹仕込み。
待っていると義兄たちが帰って来た。
亀の手、トコブシ、小さな巻貝など。
早速、塩ゆでしたり焼いたりして酒の肴とする。
亀の手はつい先日テレビで食べ方を見ていたのでその通りにした。
昨日の小アジも南蛮漬けとなって食卓に並んでいる。
夜は飲めないので昼はそれらを肴に買ってきた酒でぐうたら三昧。
うま~い!!

さて精霊流しだが、義父の時は本当に蝋燭を灯した行燈を海に流していたが、環境の問題もあり海の水につけて流すまねごとをして、家にあった社とともに砂浜で燃やすことに変わっていた。
三々五々にそれぞれの町内から5人~10人といった単位で海岸の砂浜にやってくる。
あたりは明かりはなく真っ暗で、ただ波の音だけが聞こえる。
それぞれの家族が懐中電灯で足元を照らしながらやって来て適当な間隔を取りながら祈りを捧げる。
やがてあちこちで社を燃やす炎があがり遠目にもその火が確認できる。
1年間となると、随分と大勢の方が亡くなられているものだ。
位牌も含めすべてのものが焼き尽くされる。
やがて潮が満ちてくればそれらの灰は海へと運びこまれてしまうのだろう。
明日はお寺でごく近しい人だけで法話を聞かねばならないそうだが、仕事に備えて体調を整えねばならない私は0時半ごろに帰宅の途に就かせていただいた。
道路はその時間帯でも渋滞があり、垂水ジャンクションから第二神明に至るまでは随分と掛った。
3時頃に入浴し眠りについたが我が家の風呂はやはりいいものだった。
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