よくわからない映画を見てきました。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 2022年 アメリカ
監督 ダニエル・クワン / ダニエル・シャイナート
出演 ミシェル・ヨー ステファニー・スー キー・ホイ・クァン ジェームズ・ホン
ジェイミー・リー・カーティス タリー・メデル ジェニー・スレイト ハリー・シャム・Jr
ストーリー
アメリカで頼りない夫とコインランドリーを営む中国移民のエヴリン。
仕事ではただでさえ経営が厳しいのに、国税局から納税申告の不備を指摘され、家では頑固な父親の介護に追われる中、反抗的な一人娘ジョイが女性の恋人というやっかいな問題を持ち込もうとしていて、すっかり疲れ果てていた。
そんな中、突然夫に“別の宇宙の夫”が乗り移り、強大な悪の存在によって危機に直面した全宇宙を救ってほしいと語り、いきなり世界の命運を託されてしまうエヴリン。
しかも巨悪の正体は娘のジョイとのこと。
困惑しながらも、平行宇宙へジャンプする技術によってカンフーの達人となった“別の宇宙のエヴリン”の力を得て、ジョイの暴走を止めるための過酷な戦いへと身を投じていくエヴリンだったが…。
寸評
見ている間は何が何やらわからぬままに目はスクリーンにくぎ付けとなっていた。
そして見終った時に、ああ、これは家族愛と平凡な人生を選んだ女性への賛歌だったのだなと納得した。
いや、正直な気持ちを言えば納得せざるを得なかったのだ。
つまり僕は未だにこの映画を理解できないでいる。
多元宇宙が存在していて、エヴリンはその別世界へワープして戦いを挑んでいく。
エヴリンはもともと能力が高い女性だが、現実には平凡な男と結婚してコインランドリーをきりもりしている。
娘とは意思疎通を欠いており、娘は同性愛者のようで、エヴェリンはそのことも悩みの種となっている。
エヴェリンは別宇宙で戦っているが、戦っている相手は娘だ。
それは現実の家庭で起きていることの拡大解釈である。
戦いに勝利したエヴェリンは現実世界に戻り、家族そろって国税局に赴く。
国税局に認められた彼らは幸せそうな一家になっているし、娘の恋人女性とも打ち解けている。
最後に見せるエヴェリンの姿は、平凡な主婦を選んだけれど能力を発揮して一家を支え、家族を愛して結局幸せな生活を得たのだと言っているように思えた。
あくまでも勝手な僕の解釈である。
でも僕はこの手の作品はあまり好きになれない。
原因は僕の理解力不足とイマジネーションの衰えによるものなのだろうと思う。
歳はとりたくないものだ。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 2022年 アメリカ
監督 ダニエル・クワン / ダニエル・シャイナート
出演 ミシェル・ヨー ステファニー・スー キー・ホイ・クァン ジェームズ・ホン
ジェイミー・リー・カーティス タリー・メデル ジェニー・スレイト ハリー・シャム・Jr
ストーリー
アメリカで頼りない夫とコインランドリーを営む中国移民のエヴリン。
仕事ではただでさえ経営が厳しいのに、国税局から納税申告の不備を指摘され、家では頑固な父親の介護に追われる中、反抗的な一人娘ジョイが女性の恋人というやっかいな問題を持ち込もうとしていて、すっかり疲れ果てていた。
そんな中、突然夫に“別の宇宙の夫”が乗り移り、強大な悪の存在によって危機に直面した全宇宙を救ってほしいと語り、いきなり世界の命運を託されてしまうエヴリン。
しかも巨悪の正体は娘のジョイとのこと。
困惑しながらも、平行宇宙へジャンプする技術によってカンフーの達人となった“別の宇宙のエヴリン”の力を得て、ジョイの暴走を止めるための過酷な戦いへと身を投じていくエヴリンだったが…。
寸評
見ている間は何が何やらわからぬままに目はスクリーンにくぎ付けとなっていた。
そして見終った時に、ああ、これは家族愛と平凡な人生を選んだ女性への賛歌だったのだなと納得した。
いや、正直な気持ちを言えば納得せざるを得なかったのだ。
つまり僕は未だにこの映画を理解できないでいる。
多元宇宙が存在していて、エヴリンはその別世界へワープして戦いを挑んでいく。
エヴリンはもともと能力が高い女性だが、現実には平凡な男と結婚してコインランドリーをきりもりしている。
娘とは意思疎通を欠いており、娘は同性愛者のようで、エヴェリンはそのことも悩みの種となっている。
エヴェリンは別宇宙で戦っているが、戦っている相手は娘だ。
それは現実の家庭で起きていることの拡大解釈である。
戦いに勝利したエヴェリンは現実世界に戻り、家族そろって国税局に赴く。
国税局に認められた彼らは幸せそうな一家になっているし、娘の恋人女性とも打ち解けている。
最後に見せるエヴェリンの姿は、平凡な主婦を選んだけれど能力を発揮して一家を支え、家族を愛して結局幸せな生活を得たのだと言っているように思えた。
あくまでも勝手な僕の解釈である。
でも僕はこの手の作品はあまり好きになれない。
原因は僕の理解力不足とイマジネーションの衰えによるものなのだろうと思う。
歳はとりたくないものだ。