羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

時間の経過

2011年06月05日 | Weblog
あぁそうか、じぶんをまもるすべを身につけたんだね。
それは「成長」なのか?
にんげんはすこしずつ成長していくんじゃなくて、
じつはすこしずつ壊されていくんじゃないのか、と云う文を
むかし、どこかで読んだ気がするし(そういう本もあったかも)。

ありのままを書く、でもぜんぶ書いたりしない、
だけど書かずにはいられない、それが壊されていくことへの抵抗、
あるいは反撃の試み、いや、過程への観察、カンタンな自己洞察。

ふとしたきっかけを頂いたので、ざっと(本当にざっと)6年経過の
ブログをふり返る。
ここにいたり、ミクシイが気に入ったり、「灰皿町」をより所にしたり、
していた。ぽつぽつと雨音を聞くように耳を傾けるように心を傾ける。

時間がある。
次女がパソコンデスクとして使っていた机は最初は長女の物で、
何年かしてわたしが譲り受け、中身はそのまま次女へ渡った。
つまり古いものがいろいろ入ったままになっているので整理する。
期限の切れた「花と緑のギフトカード」が20枚も出てきて衝撃的だった。
娘が入院した時「お花送りたいけどダブったり水替えたり大変だと思うから」と、
静岡から友人が郵送してくれたものだった。
ご好意をムダにしてしまった。ごめんなさい。

それから古い携帯電話もあった。10年くらい前のものだと思う。



すがるように携帯電話を見つめていたあなたを知るじぶんがいるので、
そう、だからこうして今夜もブログを書いている。