羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

例えば、ゲーム。

2011年06月05日 | Weblog
息抜きはとにかくぜったいに必要だ。
安直なところではゲーム。「え!?」と意外性でビックリして貰える事が
確実だけれど、ゲーセンのメダルゲームが好き。
一回メダルを購入すればそれでしばらく(数ヶ月)は遊べる、タダで。
大当たりがでればメダルは減らないから缶コーヒーでも飲みながら
時にはカラッポのアタマで無為に過ごすことができる。

それから、もちろん本。
新刊ですぐに買うのは桐野夏生さんと決めていてそれも、
アンケートやモニターで貰った図書カード、というのがセコイけど

読みたい本は限りなくあるから古本屋が好きだしアマゾンという味方もある。

そして今年は観劇(だいたい小劇場)というかつて叶えられなかった希みに
ようやくたどり着いた。こういう日がくるとは想像していなかった。
子どもたちが大きくなった。みんな手元から巣立っていったのだ。

チケットは安くはない。買いたい化粧品の「高価かな・・・」と躊躇う一個分。
でも化粧品はキリがなく高いし幸いブランドに縁がないので、欲しい物が他にない。

去年tpt(シアタープロジェクト東京)という劇団の「この雨降りやむとき」が
言葉で表せないくらい良かったので、今年もこの劇団に注目。
先月は「恋人」を観た。

舞台俳優では昔から加藤健一さんのファン。
来月は「滝沢家の内乱」を下北沢へ観に行く。
七月は内村光良一人舞台「東京オリンピック生まれの男」・・ウッチャン好き

そして今日、朝から一生懸命電話をかけ続けて八月の渡辺えりさん劇団300の
チケットをとった。

唯一わたしが躊躇いなく購入するのは今は舞台のチケット。
あ~自分の時間ができたんだ~と、実感する。


時間の経過

2011年06月05日 | Weblog
あぁそうか、じぶんをまもるすべを身につけたんだね。
それは「成長」なのか?
にんげんはすこしずつ成長していくんじゃなくて、
じつはすこしずつ壊されていくんじゃないのか、と云う文を
むかし、どこかで読んだ気がするし(そういう本もあったかも)。

ありのままを書く、でもぜんぶ書いたりしない、
だけど書かずにはいられない、それが壊されていくことへの抵抗、
あるいは反撃の試み、いや、過程への観察、カンタンな自己洞察。

ふとしたきっかけを頂いたので、ざっと(本当にざっと)6年経過の
ブログをふり返る。
ここにいたり、ミクシイが気に入ったり、「灰皿町」をより所にしたり、
していた。ぽつぽつと雨音を聞くように耳を傾けるように心を傾ける。

時間がある。
次女がパソコンデスクとして使っていた机は最初は長女の物で、
何年かしてわたしが譲り受け、中身はそのまま次女へ渡った。
つまり古いものがいろいろ入ったままになっているので整理する。
期限の切れた「花と緑のギフトカード」が20枚も出てきて衝撃的だった。
娘が入院した時「お花送りたいけどダブったり水替えたり大変だと思うから」と、
静岡から友人が郵送してくれたものだった。
ご好意をムダにしてしまった。ごめんなさい。

それから古い携帯電話もあった。10年くらい前のものだと思う。



すがるように携帯電話を見つめていたあなたを知るじぶんがいるので、
そう、だからこうして今夜もブログを書いている。