羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

誕生日おめでとう

2012年12月24日 | Weblog
大学で事務をしている次女、今年は同期の人が二人辞めて、
さらに予定より早く産休に入った先輩もいて、休み返上で働いていた。
からだをこわさないかとハラハラした年だった。
厳しい就活を闘って得た職場で、入職と同時に机を並べてきた友人が
いろいろな葛藤の末に辞めていった時、娘はずいぶん大変な思いをしたようだ。
友人が悩んでいたときも結局退職した後も、職場と彼女との間で苦労していたと聞く。
一番大変なときはアトピーが悪化して顔も手足も真っ赤になり、
痒くてまったく眠れなかったという。

そんな次女の誕生日。サイカフェという
自然食レストランを予約しておいた。

                        

この日だけはどうにか残業をせずに埼玉から車でやってきた。
三連休。娘はよく眠り、わたしの作ったみそ汁を「美味しい美味しい」とお代わりして、
二人で買い物にも行った。
おばあちゃんのところに置くサイドテーブルを探していたが、欲しかったタイプの物を
検索して見つけてくれた。しかも「半額出すよ」なんて言っちゃって、、
オトナになったんだね。(介護用品は高額なのだ・・・)

古い家計簿をだしてみたら、日記欄は五人家族のフル回転ぶりがすごかった。
高校生の息子の弁当作りから始まる朝は次々と家族が出かけた後にわたしも、
ミニコミ誌の会社に行き、取材に走り、午後は一度帰宅して、
塾に行く子の食事、夜から違うバイトに行く夫の軽食、留守番の子どもの夕飯を作り、
夕方からシッター先の女の子の所へ行く。保育園へ迎えに行きその家でご飯を作って
食べさせる。

そういう家計簿の間からパラリと落ちた小さな次女からの手紙。
「まま、だいすき♡」と始まり可愛い字でいろいろ書いてあるのを、
昨夜、二人で読んで何だか笑いながらちょっぴり泣けた。

そして今日、次女はわたしからの誕生日プレゼントのカレルチャペックのひざ掛けや
家にあったお菓子やたくさんの蜜柑など等を車に積んで埼玉のアパートへ帰って行った。
24歳になった娘の愛車、モコを見送って、クリスマスイヴ。