『二月までに何か結論をださなくてはいけない』
自分で言い出したことだから、一生懸命に考えました。
でも、いくら心の中を覗きこんでも分らないのです。
わかっていること。
・恋をしていない時の耐えがたいような空洞と寂しさ。
・それを夫が分っていて、対象が自分ではないことも分っていて、
悲しんでいること。
夫はわたしのために変わってくれたのに、
わたしは何故かどうしても夫の望むような『恋人みたいな夫婦』になれない。
離婚、という選択肢は不安と同時に
未知の自由への憧れも含むものです。
この家で、携帯やパソコンや日記や手帳は勝手に読まれるかもしれないし、
いつでも詮索や疑惑の不穏な空気がありました。
さらに同居しているわたしの母親は、常にわたしの行動を把握したがります。
心配や世間体や常識で、娘としてのわたしを何十年も見てきたのです。
そこから逃げたい、と思うことは何度もありました。
夫と母親と、子ども達から離れて、ひとり暮らしをすることができたら、、。
どんなに寂しくても、選択したことならできるのではないか・・・。
けれどそれはほとんど不可能に思えるのでした。
わたしは体力に自信がないし、従って経済力もゼロ。
すこしずつバイト代から貯金していたお金も、家のローン繰り上げ返済の
手続きのときに消えました。
ぐるぐると考えていてもわからないことばかり。
そこでわたしは、ある相談所に予約をしました。
自分で言い出したことだから、一生懸命に考えました。
でも、いくら心の中を覗きこんでも分らないのです。
わかっていること。
・恋をしていない時の耐えがたいような空洞と寂しさ。
・それを夫が分っていて、対象が自分ではないことも分っていて、
悲しんでいること。
夫はわたしのために変わってくれたのに、
わたしは何故かどうしても夫の望むような『恋人みたいな夫婦』になれない。
離婚、という選択肢は不安と同時に
未知の自由への憧れも含むものです。
この家で、携帯やパソコンや日記や手帳は勝手に読まれるかもしれないし、
いつでも詮索や疑惑の不穏な空気がありました。
さらに同居しているわたしの母親は、常にわたしの行動を把握したがります。
心配や世間体や常識で、娘としてのわたしを何十年も見てきたのです。
そこから逃げたい、と思うことは何度もありました。
夫と母親と、子ども達から離れて、ひとり暮らしをすることができたら、、。
どんなに寂しくても、選択したことならできるのではないか・・・。
けれどそれはほとんど不可能に思えるのでした。
わたしは体力に自信がないし、従って経済力もゼロ。
すこしずつバイト代から貯金していたお金も、家のローン繰り上げ返済の
手続きのときに消えました。
ぐるぐると考えていてもわからないことばかり。
そこでわたしは、ある相談所に予約をしました。