羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

空洞

2005年07月27日 | Weblog
『二月までに何か結論をださなくてはいけない』
自分で言い出したことだから、一生懸命に考えました。
でも、いくら心の中を覗きこんでも分らないのです。

わかっていること。
・恋をしていない時の耐えがたいような空洞と寂しさ。
・それを夫が分っていて、対象が自分ではないことも分っていて、
 悲しんでいること。

夫はわたしのために変わってくれたのに、
わたしは何故かどうしても夫の望むような『恋人みたいな夫婦』になれない。
離婚、という選択肢は不安と同時に
未知の自由への憧れも含むものです。

この家で、携帯やパソコンや日記や手帳は勝手に読まれるかもしれないし、
いつでも詮索や疑惑の不穏な空気がありました。
さらに同居しているわたしの母親は、常にわたしの行動を把握したがります。
心配や世間体や常識で、娘としてのわたしを何十年も見てきたのです。
そこから逃げたい、と思うことは何度もありました。

夫と母親と、子ども達から離れて、ひとり暮らしをすることができたら、、。
どんなに寂しくても、選択したことならできるのではないか・・・。

けれどそれはほとんど不可能に思えるのでした。
わたしは体力に自信がないし、従って経済力もゼロ。
すこしずつバイト代から貯金していたお金も、家のローン繰り上げ返済の
手続きのときに消えました。

ぐるぐると考えていてもわからないことばかり。
そこでわたしは、ある相談所に予約をしました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿