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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

女性議会

2015-10-24 | 暮らし

市の女性議会に出てほしいと言われ、殿の幼馴染である市会議員Hさんの奥さんに頼まれて傍聴に行った。余談だが、殿は一昨年市会議員選挙では、そのH氏の事務局長をした。その頃から少し具合は良くなかったので、必ずわたしも一緒に選挙事務所に出かけた。トップ当選した時は最高に嬉しかった。そのHさんは、殿の葬儀の時に町内の受付や会計のお世話になったので今回は役に立てばと出かけた。

夜7時半よりの議会の傍聴席にいるだけなので、シナリオ通りに議事は進み、各女子連のお歴々が読み上げていく。傍聴席は意見は言わなくていいので、仕事帰りのせいか黙って聞いていたら眠くなった。

しかし、議題の中で「人口減少問題」というのがあって、「消滅可能性都市」に挙げられているというのを初めて知った。ドラマでは「限界集落」というのを取り上げていたが、それと似たようなものなのか。

後で調べたら「限界集落」は、人工の50%が65歳以上の高齢者であるということ。では、「消滅可能性都市」とは、少子化の進行に伴う人口減少によって、存続が困難になると予測されている自治体。こちらは、自治体経営の破たんを指摘しているということ。

それでは、ここでぼおっと傍聴している私にできることは、今更子供も産めないし、どうなんだろうと思っていた。

引き続き「男女共同参画社会」についての話し合いになったが、残念なことに受付で名簿に名前と職業を書いたときに、殆どの方が「無職」で、部屋へ入ると、そこが限界集落という感じで、もしかしてわたしは、一番若かったのではないかと思えた。そこで、女性の社会進出の話をしても、どうにもならないと思った。今、活躍している女性はここへ来る暇はないのである。

要するに、こういう催しをしましたということだったのかと感じて帰路についた。