まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

講習会

2015-10-06 | 弓道

金沢で地域社会武道指導者講習会に2日間出席した。

毎回、同じことを言われ初めて聞いたような顔をして、そのくせ9月の高校生を教えたときなどはいっちょ前の顔で教えていたことを思い出し、穴があったら入りたい心境だった。まず、基本中の基本、弓を引くという単純なことで大きな問題。「引いていない。」それだけ。何をして引いていないと言われるのかがやっと分かった。今までも、もっと引くように言われていたが、始めの引きが甘いので、最後に頑張ってもダメだということを今回先生が射技指導の時に、弓に手を入れた時に気付いた。

先日、全日本選手権で天皇杯を勝ち取った先生と、何回も入賞経験のある先生とふたりの講師の研修を受けることが出来たことは、やはり大きな気づきも得ることが出来た。一流の方と触れ合えることで、ますます自分の不甲斐なさを知るのであるが。

また、手の内の事をさらっと説明され、今まで納得できなかったことが、たった一言でどこが間違っていたのかが分かった。だからと言ってすぐに出来ないが、帰ってすぐに握り皮を換えた。間違った認識で、握りを細くしていたからだ。本を読んで考えていてもだめなのだ。先輩方々が言っていた意味もこの瞬間に分かった。同じことを言われていたのだが、ちょっとした言葉の言い回しで、目からうろこだった。

あれこれと、帰ってからノートをまとめながら、日頃の稽古で疎かにしているところを反省した。ついでに、新幹線のお蔭で土曜はホテルがどこもとれずに、やっとスカイホテルをとり、県武道館に車を置き去りにして、送迎は金沢の弓道仲間の方々のご好意でホテルに横付けしてもらえて感謝、感謝。