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【本邦経済学も「弱み」?:「自給」できず「輸入」に全面依存】日本の「弱み」はエネルギー、では「強み」は?③

2018-05-09 00:02:00 | 日本

前回からの続き)

 日本の国家としての「強み」は「メイド・イン・ジャパン」・・・に裏打ちされた最強通貨「。円が強い通貨(「円>ドル>ユーロ>新興国通貨」:実質利回りが世界一高い通貨)であり続ける限り、わが国は、自身最大の「弱み」(外国に依存せざるを得ないところ)である「エネルギー」資源をはじめとする外国産の原材料を安価で調達できるし、国防力を高い水準に保つこともできます。そういった意味で強い円こそが本質的な「シーレーン防衛」(国家の生命線)を担ってくれているといってもいいでしょう。よって、これを意図的に弱める、なんて策は安全保障の観点からは本来、ありえない(?)はずなのだけれど・・・

 ・・・その「ありえない」策がこの国で実際に展開されているわけです、本ブログのあちこちで指摘しているとおり安倍政権黒田日銀とによって―――具体的には無理矢理「円<ドル<ユーロ<新興国通貨」にしようとすることによって・・・。このあたり、くどくなるので本稿ではここまでにしますが、いまの日本がさまざまな分野で弱体化し、経済的プレゼンスを低下させている第一の要因は、上記「強み」を「弱み」と180勘違い(?)していることにあるような気がしてなりません。もっともこうした不自然な(?)状況は、日本・・・ではなく諸外国の自然な(?)変動によって、自ずとあるべき方向「円>他通貨」に変わっていくでしょうから、そろそろ備えを固めないとね・・・(?)

 ・・・ところで、前の記事に書いた、再生可能エネルギー蓄電池のコラボ等が進むことなどで「エネルギー」が日本の「強み」に加わったとしたら・・・スゴイと思うわけです。もとより通貨&日本ブランドが最強なうえにエネルギー自給率まで高まったら、ホント、日本の弱点はますます見当たらなくなっていくような気が・・・って、このときもし指摘できるとしたらそれは・・・「経済学になるのではないか。これもまた上記定義のとおり「弱点」(日本自身の論考が乏しいために「自給」ができず、外国の学説を「輸入」してくるしかない)であるわけだし、上記勘違い思考の大元だから(?)。これは経済学がその「輸入元」を間違っている―――日本と経済状況等が似ているドイツなどではなく、その真逆の米英両国・・・のいまの経済学(≒対外債務の実質負担を軽減してくれる「インフレ」を歓迎する考え方など)に盲目的に(って、データを見ずに)依存している(?)―――せいで、まあ当然といってしまえばそれまでですが・・・

 ・・・かくして、そんな経済学が唯一の「弱み」(?)となって足を引っ張り、エネルギーの対外依存率が大幅に下がったにもかかわらず日本は強みを活かした経済運営ができないまま・・・であり続けることでしょう、このままでは・・・(???)ってそれ、じつは「のび太」にとってはそのくらいでいいのかも、なんて思ったりして。というのも、弱みを克服して真の強さをいかんなく発揮しちゃった・・・ときにいちばん恐ろしいのは、「ジャイアン」の「ジェラシー」なのだから・・・(?)

(「日本の『弱み』はエネルギー、では『強み』は?」おわり)

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