木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

日本社会沈没寸前

2009年05月14日 | Weblog

民主党小沢代表辞任。で、次の代表選びで立候補したのが鳩山・岡田の元代表。
しかし鳩山さんでは選挙勝てません。岡田さんではどうかよくわかりませんが。
民主党は来たる衆議院選挙に勝利して政権を取ると本気で考えていない気がする。本気で考えているなら、今国民が最も関心を寄せている事柄の一つである年金問題のスペシャリスト長妻昭さんを代表に据えて、選挙に臨むぐらいのことをしなければ。
このままだと「麻生政権」が続いてしまう。「バカ殿」を早くやめさせないと、日本社会はとんでもないことになってしまう。もうすでに2兆円の給付金と15兆円のばら撒き補正予算で、すでにそうなってしまってはいるけれど・・・。
「定額給付金」を振り込みましたというお知らせのハガキが来た。この「給付金」に関しては、給付金を受け取るまでの事務費が膨大で、それだけでも無駄遣い。
この給付金をどうするか、私は「あしなが育英資金」と「障害者運動団体」に寄付するつもりだ。
駅前などで募金活動している姿を見ると、親を亡くして、進学の希望を断念させられることのないようにと思うが、こうした次世代の教育に今日本は最も冷たい国になっている。
市に寄付する方法もあるが、自分の意思で寄付する相手を決めたいから。
民主党の政策の中に「すべての企業・団体からの政治献金禁止」と「同一選挙区での3親等以内の世襲立候補禁止」がある。
小沢代表ではこの二つを力強く訴えるのに説得力がないし、鳩山さんも「世襲」という点でひっかかる。
「世襲問題」に関しては世襲議員が一番多い自民党からも何とかしなくてはという動きが起きた。火付け役は菅選挙対策次長だ。菅氏の念頭にあったのはおそらく小泉元総理が次男を後継候補としたことがあったのだと思う。
政治や行政の「構造改革」を叫んで日本社会をめちゃくちゃにしておいて、自分の家の構造改革には手をつけないのだからひどい話だ。
世襲政治家の一番の問題点は、「恥を知らない」点だ。
小泉氏しかり、安倍ちゃんに至っては、突然総理の職を投げ出して、議員もやめるべきなのに、また発言し始めていて、それをまた新聞が記事にしているのが情けない。「元総理」の名にも値しない人物なのだが。
同一選挙区で世襲立候補する旨味の核心は政治資金管理団体を相続税なしで親族後継者に引き継げる点で、「公然・開き直りの脱税」がまかり通っていることだ。
これに後援会の一部の人間の権益が結びついて、世襲候補が仕立てられる。
こうした流れに乗せられる一般後援会員や選挙民が愚かなのだけれど。
私はそういうこと個別にもっと批判したほうがいいと思う。
小泉次男が立候補する選挙区の選挙民は、そんなおんぶに抱っこの候補を代表に選んだとしたら、たとえ投票しなくても恥ずかしいことだと思うべきだし、投票したり選挙運動をした人たちには「自分で自分の首を絞める愚民」だと言ってやったほうがいい。

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