木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

中村哲氏もまた敵の一人なのか

2019年12月06日 | Weblog

中村哲氏銃撃死
これ程やり切れない死はない。医師としてだけでなくアフガンに緑の大地を取り戻すべく灌漑事業にも力を尽くした。
これを喜ばない勢力はいるのだろう。ISだけではなくその背後で武器を供給し戦争をけしかける勢力。
ISにとっても米軍と一体化している日本政府は敵である。中村氏はその日本の人間だ。
少なくともあと10年はアフガンで活動する心づもりだったろう。

「利尻のドクター・コトー」
少し前のNHKドキュメンタリー番組だ。
漁師の息子だったが秋田大医学部に進み外科医になった。
離島の医師は何でも処置しなければならない。内科医では務まらない。
医師だった作家故渡辺淳一氏原作の離島のニセ医師のドラマを見たことがある。
その島の代々の開業医が自身の死期を悟り、手先の器用な病院の職員を自分の助手以上の緊急手術を担う医師として指導するという話でいかにもドラマだが、医学部で一から学ぶ時間がない。
離島やへき地の医師は応急処置をいかに的確にやるかその技量を問われる。
医師を目指すということはその目的意識が多いに問われるということだ。
大学入試を巡って揺れる日本の試験制度だが、偏差値だけで受験先を選ぶというのはそろそろやめないといけない。

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